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柿谷芸術ループ弾!!C大阪が4発快勝で2連勝

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[8.17 J1第21節 C大阪4-1清水 金鳥スタ]

 セレッソ大阪はホームで清水エスパルスに4-1で快勝し、2連勝を飾った。順位も首位と勝ち点8差の4位に浮上。2-1の後半40分には日本代表FW柿谷曜一朗が2戦連発となる芸術ループで試合を決定づけた。

 デュッセルドルフからの復帰が発表されたばかりのFW大前元紀が即先発となった清水。前半2分、DFイ・キジェのFKに加入後2戦3発のFWラドンチッチがヘディングで合わせるが、GKキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれる。同10分にはドリブルで仕掛けた大前がそのまま自ら右足でミドルシュート。果敢にゴールを狙ったが、これはゴール上に外れた。

 立ち上がりは清水の攻勢に押されたC大阪だったが、前半23分、右サイドからのクロスボールに走り込んだFWエジノがPA内でDFカルフィン・ヨン・ア・ピンに倒され、PKを獲得。これをエジノが自らゴール右に決め、先制点を奪った。前半28分にはMF南野拓実が左足を痛めて途中交代するアクシデントに見舞われたが、同36分、代わって入ったMF楠神順平がドリブル突破でチャンスメイク。個人技でPA内まで進入したが、ヨン・ア・ピンが体を張って抑えた。

 C大阪の1点リードで後半に折り返すと、互いにセットプレーで点を取り合った。C大阪は後半13分、DF丸橋祐介の左FKからニアに飛び込んだエジノが体で押し込む。エジノのこの日2得点目で2-0とリードを広げたが、清水も同30分、左CKにニアサイドのDF平岡康裕が頭で合わせ、再び1点差に追い上げた。

 試合を決めたのは、やはりこの男だった。後半40分、MFシンプリシオが中央をドリブルで駆け上がり、前線の柿谷に預ける。右足の正確なトラップで足元にボールを置いた柿谷はワンステップで左足を振った。ペナルティーエリアのライン上からフワリと浮かしたループ気味のミドルシュートがGKの頭上を越し、ゴールネットを揺らす。背番号8の芸術弾で3-1と突き放すと、後半ロスタイムには途中出場のMF枝村匠馬が古巣相手にダメ押しゴールを決め、4-1の快勝を締めくくった。


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