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広島、首位陥落…名古屋もドローで連勝ストップ

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[8.17 J1第21節 広島1-1名古屋 Eスタ]

 サンフレッチェ広島名古屋グランパスの一戦は1-1の引き分けに終わった。勝ち点1を積み上げるにとどまった広島は、横浜FMにかわされ、第17節以来守り続けていた首位の座を明け渡した。対する名古屋の連勝も5でストップ。クラブ新記録となる6試合連続得点を狙った玉田もゴールを奪うことは出来なかった。

 首位広島に5連勝中の好調名古屋が挑む一戦。しかし両チームとも主力を出場停止で欠き、MF森崎和幸を欠く広島はMF岡本知剛、FWケネディとMF中村直志を欠く名古屋は、FW矢野貴章、MF田口泰士をそれぞれ同ポジションに配し、試合に臨んだ。

 低調な前半となった。5試合連続ゴール中のFW玉田圭司は前半26分にミドルシュートを放つ。しかし枠上に大きく外してしまうなど、決定機を作り出せないまま前半をスコアレスで終えた。

 後半に入ってもなかなか動かない。先に広島は23分にMF清水航平に代えてMFパク・ヒョンジンを投入。名古屋も27分から矢野に代えて電撃復帰を果たしたFW永井謙佑をピッチに送り込んだ。

 そんな中、先に試合を動かしたのは広島だった。後半32分、右サイドからゆっくり中に切り込んだMFミキッチが左足でコースを突いたシュートを放つ。これが見事にゴール左隅を捕え、待望の先制点が広島に生まれた。

 しかし上位追撃のため、首位相手でも星を落としたくない名古屋も後半アディショナルタイム2分、左サイドから上がったクロスをパワープレーのため最前線に上がっていたDF田中マルクス闘莉王が頭で落とす。永井が粘りキープすると、こぼれ球を再び闘莉王が押し込み、意地の同点ゴールを奪った。


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