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伊野波が負傷退場の磐田、湘南との降格圏同士の対戦は痛み分け

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[8.17 J1第21節 湘南1-1磐田 BMWス]

 湘南ベルマーレジュビロ磐田の一戦は1-1のドローに終わった。後半15分にDF駒野友一の得点で磐田が先制したが、湘南が後半33分にFWウェリントンの来日初ゴールでドローに持ち込んだ。

 ゲームが動いたのは後半に入ってからだった。前に出ていた湘南GKアレックス・サンターナがペナルティーアーク内でシュートを防いでしまい、一発退場。GK安藤駿介が急きょ出場するが、駒野が安藤を釘づけにするFKをゴール右隅に決めて、磐田に先制点が生まれた。

 だが1人少ない湘南も意地を見せた。後半33分、MF梶川諒太がドリブルでエリア内に侵入すると、左サイドから上げたクロスはDF菅沼駿哉の頭に当たりファーに流れる。しかしこれをウェリントンがダイレクトで押し込んみ同点に追いついた。ウェリントンにとっては来日4試合目で嬉しい初ゴールとなった。

 降格圏に沈むチーム同士の対戦は勝ち点1ずつを分け合う形になった。湘南は勝ち点17で16位のまま。磐田も勝ち点14で17位のままとなった。

 この試合では後半5分に負傷によるアクシデントも発生した。ウェリントンの後頭部と日本代表DF伊野波雅彦の側頭部が激しく接触。伊野波はその場に倒れ込むと、担架で運ばれピッチを後にした。試合中に救急車が呼ばれるなど、伊野波の状態が気にかかる。


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