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松本が船山のPKで富山に競り勝ち今季2度目の連勝

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[8.21 J2第30節 富山0-1松本 富山]

 松本山雅FCは敵地でカターレ富山と対戦し、1-0で競り勝った。18日の千葉戦(3-2)に続き、今季2度目の2連勝。反町康治監督は「今シーズン、一つの勝利で満足するところがあったので、今日のミーティングでその話をした。連戦で体が重かったが、粘り強く戦ったところを評価したい」と、中2日での連勝に選手を称えた。一方の富山は2連敗となった。

 前半から松本が攻勢に出た。前半7分、MF岩上祐三の左CKからニアに飛び込んだDF犬飼智也が右足で合わせるが、ポストを直撃。同42分には岩上の直接FKが、ジャンプした壁の下を抜いたが、またもポストに嫌われた。

 0-0で折り返した後半は富山も反撃に出るが、シュートがなかなか枠を捉えられない。後半36分には最大の決定機を迎えるが、FW苔口卓也の左クロスに合わせたMF國吉貴博の左足シュートはミートせず、GK白井裕人にキャッチされた。

 ピンチをしのいだ松本は直後の後半38分、FW塩沢勝吾のクロスからFW船山貴之がPA内でDF足助翔に倒され、PKを獲得。これを船山が自らゴール左にねじ込み、土壇場で決勝点を奪った。


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