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今季初完封に初連勝!! 鳥栖が水沼の鮮やかミドルで仙台を下す

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[8.24J1第22節 鳥栖1-0仙台 ベアスタ]

 J1は24日に第22節を行い、サガン鳥栖ベガルタ仙台と対戦した。前半26分に鳥栖はMF水沼宏太の今季3点目となるゴールで1点を先制する。このゴールを守り抜いた鳥栖が1-0で勝利。今季初の無失点、今季初の連勝に加え、ホームゲームでの連勝も4に伸ばした。

 仙台は立ち上がり、MF武藤雄樹がミドルシュートでゴールを狙ったが、右のポストを叩いて得点を挙げることはできない。その後は攻撃の形をつくれずに、劣勢の試合展開を強いられる。

 高い位置からのプレッシングを見せる鳥栖は、前半26分にMF高橋義希が相手の速攻の芽を摘む。こぼれ球に素早く反応したMF藤田直之が水沼にパスをつなぐと、水沼は判断良く左足でゴールを狙う。これがゴール左隅に決まり、ホームの鳥栖が先行した。

 後半の立ち上がりには、再び仙台もチャンスをつくる。後半4分、右サイドの折り返しから、DF石川大徳がゴールを狙ったが、GK林彰洋のセーブに阻まれる。追加点を狙う鳥栖も、同14分に水沼が右サイドから、左足でミドルシュートを放ったが、ボールはクロスバーを嫌われてしまった。

 1点を追う仙台も、後半21分にはMF太田吉彰が最終ラインの裏を抜け出し、シュートまで持ち込んだが、ここもGK林に防がれる。仙台が一方的に押し込む展開となるが、鳥栖はGK林を中心に、体を張った守備で仙台の猛攻に耐え続けた。同43分には右サイドからのクロスに、太田がヘッドで合わせる。ボールはGK林も見送ったが、クロスバーを叩いた。後半ロスタイムのCKの場面では、仙台のGK林卓人も攻め上がり、同点ゴールを目指す執念を見せたが、最後までゴールは遠かった。

 このまま1-0で勝利した鳥栖が、前節の大宮戦(2-1)に続く勝利で、今季初の連勝を飾っている。対する仙台は、前節の柏戦(0-0)に続き、ノーゴールに終わってしまった。

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