beacon

湘南が仙台に競り勝ち6戦ぶり勝利、貴重な勝ち点3積み上げる

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.31 J1第24節 湘南3-2仙台 BMWス]

 湘南ベルマーレがホームでベガルタ仙台を3-2で下した。湘南は7月31日の川崎F戦以来の6戦ぶり白星で、残留圏の15位甲府との勝ち点差を5とした。対する仙台は4戦連続勝ち星から見放される結果となり、順位も12位に後退した。

 先に試合を動かしたのは湘南だった。前半32分、左サイドからのCKを獲得すると、FW大竹洋平が蹴り入れる。ファーで競り勝ったMF島村毅が頭で合わせると、シュートは枠内に飛ぶ。GK林卓人も懸命のセーブを見せるが防ぎきれず、林とともにゴールラインを割った。だが直後の同37分に仙台もFWウイルソンのヘディングシュートで追いつき、前半は1-1のドローで折り返した。

 打ち合いとなったゲームだが、常にリードを奪ったのは湘南だった。後半に入っても13分、CKから今度は林のファンブルを誘うと、これを再び島村が押し込み勝ち越しに成功する。さらに同19分にはDF遠藤航のロングフィードで裏に抜け出したFWウェリントンが前に出た林に競り勝ち、頭で3点目を奪った。

 後半39分にウイルソンにPKを決められ1点差に詰め寄られた湘南だが、このまま逃げ切り、7月31日以来、ちょうど1か月ぶりの白星を挙げた。「ここ2戦は悔しい負け方だった」と気合を入れ直して臨んだと語ったチョウ・キジェ監督。3季ぶりのJ1を戦う今季。簡単にJ2に戻るつもりはない。


▼関連リンク
J1第24節LIVE速報

TOP