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大量5ゴールのG大阪、水戸戦は2試合連続の完封勝利!!

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[9.15 J2第33節 G大阪5-0水戸 万博]

 J2は15日、第33節を各地で行い、ガンバ大阪はホームで水戸ホーリーホックと対戦した。前節ホーム初黒星を喫したG大阪だったが、この日は圧倒的な強さを見せた。前半20分にFW宇佐美貴史の得点で先制すると、後半はゴールラッシュを見せる。後半4分にMF阿部浩之、同22分にFW川西翔太、同34分には宇佐美の2点目、そして同38分にはMF二川孝広のゴールで大量5ゴールを記録。水戸に隙を見せずに5-0で、今季11度目となる完封勝利を収めている。

 台風18号の影響で、雨の中で行われた一戦。前半からG大阪が水戸を圧倒する。前半5分には左サイドからDF藤春廣輝がクロスを入れる。PA内で宇佐美がヘッドしたが、シュートはGKに抑えられる。さらに同11分にも藤春は左サイドを突破し、クロスを入れる。今度は阿部がヘッドで合わせたが、これもGK本間幸嗣に抑えられた。同15分には水戸も決定機をつくりだし、PA内でパスを受けたDF輪湖直樹がシュートしたが、GK藤ヶ谷陽介に阻まれた。

 試合が動いたのは前半20分だった。MF遠藤保仁のCKに宇佐美が「あんまりないので、予想外でした」と言うヘッドで合わせ、1-0とリードする。加入後9試合で8得点の宇佐美は、その後も31分にドリブルからシュートを枠に飛ばすなど、水戸の脅威になった。前半終了間際には、MF橋本晃司のFKからDF新里亮がゴールを狙ったが、これもGK藤ヶ谷に抑えられている。

 前半は1ゴールに終わったG大阪だったが、後半は次々とゴールが決まった。まずは後半4分に阿部が左足でドルシュートを決めて、リードを広げる。同22分には自陣からのロングカウンターを見せる。遠藤のサイドチェンジを受けた宇佐美がドリブルでボールを運び、オーバーラップした藤春にパス。藤春の折り返したボールを、川西が体を投げ出してゴールに押し込んだ。

 後半34分も、左の藤春がチャンスメーク。折り返しを阿部がシュートする。これはGKに防がれたが、ボールがこぼれたところに詰めていた宇佐美が、難なく押し込み4-0。締めくくりは後半38分、遠藤からのパスを受けた二川が、ダイレクトで鮮やかなシュートをゴールに沈めてチームの5点目を挙げた。

 12本のシュートで5ゴールを挙げたG大阪は、水戸をシュート3本に抑えて第19節の初対戦(2-0)に続く完封で3試合ぶりの勝利を挙げた。一方の水戸は3連敗、4試合未勝利となってしまった。

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