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神戸が上位対決制し自動昇格に前進、長崎に勝ち点12差付ける

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[9.15 J2第33節 長崎0-2神戸 長崎県立]

 2位ヴィッセル神戸が上位対決を制し、自動昇格にまた一歩前進した。アウェーで3位V・ファーレン長崎を2-0で下し、今季最多の4連勝。前節・G大阪戦(2-1)で3連勝を飾った長崎の連勝を止め、勝ち点差も「9」から「12」に広げた。

 前半はホームの長崎が試合の主導権を握っていた。前半30分、PA内左の角度のない位置からMF奥埜博亮が左足でシュート。しかし、これは枠を捉え切れず、同34分、FW幸野志有人のラストパスに反応したMF佐藤洸一のシュートもミートし切れなかった。

 前半のシュート数は長崎の6本に対し、神戸はわずか1本。しかし、劣勢の時間帯をしのいだ神戸が少ないチャンスを確実に生かした。後半14分、相手GKからのパントキックを跳ね返したボールがMF森岡亮太につながり、ゴール前に抜け出した森岡が落ち着いて右足でゴールに蹴り込んだ。「ワンチャンスをものにしたなという感じ」という先制点。後半20分にもカウンターから森岡のパスを受けたFW小川慶治朗が右足ミドルで追加点を奪った。

 優勢に試合を進めながら2点ビハインドとなった長崎は直後の後半21分にFW小松塁とMF鄭薫聖を投入。同28分には右クロスを小松が頭で折り返し、佐藤がオーバーヘッドで狙ったが、シュートはミートし切れず、最後まで1点が遠かった。長崎は7試合ぶりの無得点。連勝は3でストップし、4試合ぶりの黒星となった。


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