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津田が「お・も・て・な・しパフォーマンス」、徳島はドローも3位浮上

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[9.16 J2第33節 徳島2-2山形 鳴門大塚]

 前日15日の開催予定が台風18号の影響で試合中止となり、翌日に代替開催となった徳島ヴォルティスモンテディオ山形の一戦は2-2の痛み分けに終わった。

 徳島は前半23分、FW大崎淳矢のスルーパスにFWキム・ジョンミンが左サイドを抜け出し、ゴール前にクロス。ファーサイドから走り込んだFW津田知宏が右足で流し込み、先制点を奪った。

 3戦連発の今季14得点目となった津田は得点後、大崎と並んでテレビカメラに向かって「お・も・て・な・し」と口にしながら左手で手ぶりをつけると、両手を合わせてお辞儀。フリーアナウンサーの滝川クリステルの五輪招致プレゼンを真似たゴールパフォーマンスを披露した。

 山形は前半40分、徳島DF大久保裕樹のハンドで獲得したPKをFW萬代宏樹が決め、1-1の同点に追いつく。後半4分にはDF中村太亮の左FKからMF山崎雅人がヘディングシュート。決定的な場面だったが、GKの好セーブに阻まれた。

 山形の攻勢にも粘り強く我慢する徳島は後半35分、シンプルなロングボールからMFアレックスがゴール前に抜け出し、GKもかわして左足でシュート。アレックスの今季初ゴールで勝ち越したが、山形もパワープレーに出た後半アディショナルタイム、MFキム・ボムヨンのアーリークロスをDF西河翔吾が頭で落とし、FW中島裕希がヘディングで劇的な同点ゴールを奪った。

 土壇場で勝ち点3を逃した徳島だが、これで12試合負けなし(9勝3分)とし、順位も5位から3位に浮上。山形も3連勝はならなかったが、8戦負けなし(3勝5分)となった。


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