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自動昇格をあきらめない京都FW山瀬「可能性はゼロではない」

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[11.3 J2第39節 神戸0-0京都 ノエスタ]

 最後まで自動昇格の望みは捨てない。試合前の時点で6位以内が確定し、少なくともJ1昇格プレーオフに回ることは決まった京都サンガF.C.だが、この試合に負ければ神戸とG大阪の2位以内が確定し、京都の自動昇格の可能性は消滅するところだった。

 今節の神戸戦、そして次節のG大阪戦と連勝を伸ばして可能性を広げたかったが、結果はスコアレスドロー。残り3試合、京都が3戦全勝したうえで、神戸が3戦全敗に終わり、現在9差ある得失点差を逆転しない限り、自動昇格は果たせない。それでもFW山瀬功治は「可能性はゼロではない」と、あくまで2位以内を目指すつもりだ。

「僕らは一つひとつ勝っていくことしかできない。それ(自動昇格)を目指してやっていくだけ」。現実的には昇格プレーオフに回る可能性が極めて高いが、「そこ(プレーオフ)があろうが、なかろうが、1試合1試合、試合がめぐってくることに変わりはない」と話す。「1試合1試合やるだけ。結果、あと3試合で終わればいいし、もしプラス2試合あるのなら、それも同じように気持ちを入れて、しっかり準備していくだけ」。余計なことは考えない。目の前の試合に集中し、J1昇格の瞬間まで一つひとつ勝利を積み上げていく。

(取材・文 西山紘平)

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