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岐阜は5戦勝ちなしも…J2残留へ貴重な勝ち点1

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[11.3 J2第39節 山形2-2岐阜 NDスタ]

 21位FC岐阜はアウェーでモンテディオ山形と対戦し、2-2で引き分けた。これで5試合白星なし(2分3敗)となったが、J2残留へ貴重な勝ち点1を獲得。この日、最下位・鳥取が敗れたため、21位岐阜との勝ち点差は残り3試合で「4」に広がった。

 序盤から押し込まれた岐阜だが、前半35分、MF美尾敦の左CKからゴール前混戦の中をMF染矢一樹が抜け出し、左足で先制点を奪った。

 しかし、山形もすぐに反撃に出る。前半40分、右クロスのこぼれ球をFW中島裕希が右足でシュート。GK高木貴弘の股間を抜けたボールは、カバーに入っていたDF木谷公亮にクリアされたが、ゴール前に詰めていたFW山崎雅人に当たってゴールに吸い込まれた。後半5分にはDF中村太亮の左CKが木谷のオウンゴールを誘い、2-1と勝ち越した。

 不運な形で逆転を許した岐阜だったが、後半20分、美尾の右CKからMF益山司がヘディングシュート。これはGK常澤聡に弾かれたが、こぼれ球をFWスティッペが押し込み、2-2の同点に追いついた。終盤の山形の猛攻にもGK高木貴弘を中心に耐え抜き、J2残留に向けて貴重な勝ち点1を獲得した。

 この日、JFLではAC長野パルセイロ、カマタマーレ讃岐の2位以内が確定。首位の長野はJ2ライセンスを所持していないため、J2昇格の可能性があるのは讃岐のみ。この結果、J2の21位はJ2に残留することが決まり、J2最下位のチームが、讃岐がJFL優勝ならJ3降格、讃岐がJFL2位なら入れ替え戦に回ることになった。


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