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33歳ベテランのここ一番の集中力、10人の横浜FCが富山を下す

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[11.10 J2第40節 富山0-1横浜FC 富山]

 横浜FCカターレ富山と対戦し、1-0で勝利した。連敗を2で止めた横浜FCは4試合ぶりの白星を飾った。

 前節、J2残留を決めた富山が開始から攻勢に出る。前半7分にMFソ・ヨンドクがミドルシュートでゴールを狙うが、この試合がJデビュー戦となったGK渋谷飛翔に弾き出される。さらに同20分にもMF木本敬介の右クロスのこぼれ球をつないで、最後はMF舩津徹也が反転から右足シュートを放つも枠を外れた。

 後半14分、富山はFW苔口卓也がドリブルでPA内に進入し、DF武岡優斗に倒され、PKを獲得。武岡は一発レッドで退場となった。だがPKは3試合連続で得点中のMF白崎凌兵が蹴るが、クロスバーをかすめ、ゴール上に外してしまった。

 数的不利となった横浜FCだが後半25分、ワンチャンスを生かし先制点を挙げる。右サイドでFWパトリックのスローインを受けたMF高地系治がドリブルで中央に切れ込むと、3人をかわし最後はGKの位置を確認して、冷静に左足で流し込む。「スローインから前を向いてボールを受けることができたので仕掛けていった。最後のところは自分でもよく覚えていない。感覚的なものだと思う」。33歳のベテランの経験が勝ち点3を引き寄せた。


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