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岐阜が愛媛と引き分け、J2残留に王手

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[11.10 J2第40節 岐阜1-1愛媛 長良川]

 FC岐阜愛媛FCの一戦は、1-1でお互いに2試合連続のドローに終わった。岐阜は退場者を出す苦しい試合展開となったが、残留へ向けて、貴重な勝ち点1を獲得。次節、札幌に勝利すれば最下位鳥取の結果に関係なく残留が決定する。

 前半開始から愛媛が攻勢に出る。前半13分、左クロスからFW渡辺亮太のヘディングシュートはGKがキャッチ。同37分にはMFトミッチの強烈ミドルはクロスバーの上に外れた。しかし、同40分に高い位置でMF加藤大がボールを奪い、渡辺、FW重松健太郎とつないで最後は再び加藤が受けて左足でシュートを決め、先制点。1-0で前半を折り返した。

 前半はチャンスらしいチャンスを作れなかった岐阜だが、後半9分、縦パスに抜け出したMF染矢一樹が右サイドからドリブルで中央に切れ込み、PA内に進入すると、DFハン・ヒウンに倒され、PKを獲得。これを染谷が落ち着いてゴール左に決めて、試合を振り出しに戻した。

 同点に追いついた勢いのまま攻め込む岐阜。しかし、後半17分に途中出場のFWバージェがこの日2枚目のイエローカードで退場。数的不利を強いられるもその後も積極的に攻め続けたが、同31分のMF益山司のヘディングシュートが左ポストを叩くなど、最後まで勝ち越しゴールは奪えなかった。結局、試合は1-1で岐阜のJ2残留決定は次節以降に持ち越された。


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