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カズ先制点アシストの横浜FCが今季ホーム最多4ゴールで勝ち越す

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[11.24 J2第42節 横浜FC4-1水戸 ニッパツ]

 最終戦を笑顔で飾った。J2は第42節を各地で行い、12位の横浜FCはホームで13位の水戸ホーリーホックと対戦した。FW三浦知良が3試合ぶりにスタメン出場した横浜FCは前半32分、そのカズのパスを受けたDF武岡優斗が先制点を挙げると、その後もMF内田智也、FW大久保哲哉、MF高地系治がゴールを重ね、水戸の反撃を1点に抑えて4-1で勝利した。

 リーグ戦の終盤に来て、チームの歯車がかみ合い始めた横浜FCは、前半32分にMF小野瀬康介がドリブルでDFを引き付けてヒールパス。これを受けたカズが、PA内の武岡にパスを通すと、ボールを受けた武岡が切り替えしでDFをかわして、見事に左足でニアサイドを射抜き、先制点を挙げた。

 その後も水戸の最終ラインの裏を取る横浜FCは前半ロスタイム、高地のパスを受けた大久保の折り返しを内田がゴールに決めて追加点を挙げて、2-0で前半を折り返す。後半2分にも高地が左サイドから上げたクロスをゴール前で大久保が打点の高いヘッドで決めて、リードを3点に広げた。さらに同12分には2ゴールの起点となった高地が、PA外から鮮やかなループシュートを自ら決めて、4-0と勝利を決定的にした。

 横浜FCの体を張った守備に抑え込まれていた水戸だったが、後半21分にはFW鈴木隆行のPKで1点を返す。しかし、反撃もここまで。試合前は⒕勝13分⒕敗で並んでいた両チームだったが、今季ホームゲームで最多4ゴールをあげた横浜FCが、シーズン勝ち越しを決めて11位に浮上した。


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