beacon

2戦連発の田中が決勝点!相性のいい清水を下した柏が連勝でフィニッシュ

このエントリーをはてなブックマークに追加
[12.7 J1第34節 清水1-2柏 アイスタ]

 9位清水エスパルスは、ホーム最終戦で12位柏レイソルを迎えた。天皇杯で敗退している両チームにとって今季の最終戦となった試合は、柏が2-1で勝利。2013シーズンを連勝で締めくくった。

 ゴドビ体制下で勝ちなし(1分4敗)と天敵である柏に対し、立ち上がり10分でMF高木俊幸がドリブルで切り込んでシュートを決めて幸先よく先制。その後、両チームともにプレッシャーがかからない順位ということもあって、スローな展開となる。そんな矢先に、柏が1点を返す。MF大谷秀和のパスを受けたMF太田徹郎が、PA内でDFを1人かわして左足を振り抜き、試合を振り出しに戻した。

 1-1で突入した後半、両軍とも指揮官の続投が決定していることもあって、来季につながる勝利を目指す。清水の積極性が目立ち始めた同27分、FWラドンチッチが2度目の警告を受けて退場となると、流れは柏へ。そして、同38分には清水のクリアボールを拾ったFW田中順也がPA外から左足でミドル。キレイな弧を描いたシュートは、ゴールポストに当たって清水ゴールに吸い込まれ、柏が逆転に成功。

 終盤には10人の清水も捨て身の攻撃に出たが反撃及ばず、順位は9位のままフィニッシュ。5年連続でホームでの最終節を迎えたが、今年もサポーターに勝利をプレゼントすることができず、最終説の未勝利を「5」に伸ばす不本意な幕引きとなった。

 最後に勝ち点3を手にした柏は、名古屋と仙台をぬいて10位。リーグでは結果がついてこなかったものの、ナビスコ杯優勝、ACLベスト4という栄えある成績をおさめた。この日決勝点を決めた田中はラスト2試合で4得点の固め打ち。11得点でシーズンを終えた。


▼関連リンク
J1第34節LIVE速報

TOP