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熊本が元日本代表FW巻誠一郎の獲得発表…念願の地元大物選手獲得

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 ロアッソ熊本は15日、東京ヴェルディから元日本代表FW巻誠一郎(33)を完全移籍で獲得したと発表した。巻は熊本県宇城市出身。以前より熊本は獲得を目指しており、クラブとしては念願の獲得となった。

 巻は駒澤大から2003年に千葉に入団。10年にアムカルに移籍し海外移籍を果たすと、中国スーパーリーグの深センを経て、11年に東京Vに入団。昨季も19試合に出場し3得点を挙げていた。

 巻は東京Vを通じコメントを発表。「ともにJ1を目指して戦い、鼓舞し合い、目標に向かって支え合ったサポーター、選手、スタッフとの2年半は僕の人生で大きな財産となりました。なかなかチームに貢献できない時期もありましたが、熱く応援してくれたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。今回、このような志半ばでチームを離れてしまいますが、東京ヴェルディがJ1の舞台で輝く姿を、今度はヴェルディのサポーターとして応援していきます。この2年半、本当にありがとうございました」とあいさつしている。

 熊本を通じては「私がプロになろうと決めた時には、このロアッソ熊本はまだありませんでした。プロになって、このような素晴らしいクラブができて、小さな子どもたちもこのクラブを目標にして頑張ってきていると思います。このようなクラブの価値をもっと上げて子どもたちが皆、このユニフォームを着たいと思っていただけるようなプレーがしたいし、プロフェッショナルな姿を見せたいと思います。僕一人では大きなことはできませんが、県民の皆さんや選手・スタッフの皆さんの力を合わせれば、できないことは何もないと思います。一緒に皆さんでこのクラブを大きく作り上げていきましょう。よろしくお願いいたします」とコメントしている。


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