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日本vsオランダ 試合後の選手コメント

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[11.16 国際親善試合 日本2-2オランダ ゲンク]

 日本代表は16日、ベルギー・ゲンクのクリスタル・アレナでオランダ代表と対戦し、2-2で引き分けた。前半12分、39分と失点した日本だが、前半44分にFW大迫勇也のゴールで1点を返すと、後半15分にはMF本田圭佑が同点弾。過去2戦2敗のFIFAランキング8位の強豪に対し、2点ビハインドを追いつき、ドローに持ち込んだ。

以下、試合後の選手コメント

●FW大迫勇也(鹿島)
―得点シーンは?
「狙いどおりだったし、あの時間帯で0-2から1点を取ることができて、いい流れで後半に臨めたと思う」
―先発はいつ分かった?
「昨日の練習からそんな感じかなと思っていた。最終的にはミーティングで言われた。ずっとどういう感じで攻めるか考えたうえでの練習だったので、スムーズに入れた」
―ゴールという結果を残せたのは大きい?
「チャンスの数は少ないし、そこで結果を出せるかが大事。それをずっと狙おうと思っていた」
―2点目の場面は?
「(内田)篤人さんがあれだけ上がってきてくれたら自然と自分も空く。うまく相手の逆を突けた。(本田)圭佑さんもいいタイミングで入ってきてくれた。失点してから流れは悪くなかったけど、それまでもいいサッカーをしていた。1点取れば分からないと思っていた」
―日本代表としてオランダから奪う初ゴールだったが?
「歴史にとらわれるのはよくない。これからもっともっと結果を出せれば」
―勝てるチャンスもあった?
「2-2に追いついて、もう1点取るチャンスもあった。勝ち切るには何かが足りないのかな」
―ゴール以外の部分で課題は?
「ポストプレーでもう少しうまくおさめることができればよかった。課題が見つかるのはいいこと。こういうところで試合をして、出し切ってこそ得るもの。それはいいことだと思う」
―オランダの守備陣の印象は?
「大きい。でも全然大丈夫だった。いろんな面で駆け引きをした」
―1トップ争いでもアピールになった?
「1トップ争いというよりチームのためにやっている。1トップ争いとは考えてない」

●FW香川真司(マンチェスター・U)
―後半からの出場だったが?
「必ずチャンスはあると思っていた。中盤から前にスペースがあった中で、そこをうまく使っていこうと」
―柿谷へのいいパスもあったが?
「あそこで決め切らないといけない。2-2で終わるのと3-2で終わるのとでは違う。悔しい」
―手応えをつかめた?
「相手も決してすべてそろっているわけではない。勝たないといけない試合だった」
―10月の試合と違ったところは?
「みんなが自信を持って、思い切ってやっていた。先月とは気持ちの面が違った。どうしよう、ああしようというのが先月。ゴールのためにシュートを打つとか、飛び出していくとか、シンプルなことができていた。チームが勝つために、自分を信じてやることをテーマにやった。アウェーではそういうことが大事だし、それを11人が持ってまとまっていくことが大事。試合前は何も考えず、やりたいサッカーはあるけど、自分の持っているものを無心で出すことを考えていた」

●FW岡崎慎司(マインツ)
「ただ足元を狙うのではなく、それまでに裏を狙っていたので、それが功を奏したのかなと思う。個人的には、日本の一番いいサッカーというのは臨機応変にどんなサッカーでもできることだと思っている。ショートカウンターもあれば、足元でつなぐサッカーもあれば、裏を狙うサッカーもある。、僕は裏を狙うときに自分の得意なパターンが出ると思っていたので、そういうのでリズムをつかめるようにと思った」
―今日は2失点して、コンフェデのイタリア戦とは逆の展開になったが?
「自分たちが試合をいい方向に持っていくためには、イタリア戦がそうだったように、自分たちが先制することが大事。僕もチャンスは1回あったので、ああいうところで決める力があれば、チームをもっと楽にできたというのは一つの課題だと思っている。失点シーンはウッチー(内田)だけのせいじゃないけど、その前にもあやふやなパスが何回かあった。先制されてはいけないし、ああいうところをもっと大事にしないといけない。萎縮するわけじゃないけど、ああいうところだけはちゃんとしないといけないという重要性を感じた」
―試合前に批判的な横断幕が出ていたが?
「まったく気にならないといったら嘘になるけど、自分たちはチームとして揺るがない結束があるし、それはサポーターも同じ気持ちだと僕は思っている。ああいうことを書かれても、みんなW杯で勝ちたいという思いは一緒だと思うので、その気持ちを自分たちがプレーで表現すればいいだけ。不安は感じなかったし、いい方向にいけばみんな賛同してくれるので、僕らはプレーで表現すればいいと思っていた。これからもそれは一緒。悪くてもチームが結束することが大事だし、チームが乱れることが一番ダメ。僕は前のW杯前にもこういうことは経験している。前回のときの結束は僕も生で参加していたし、目の前で見てきたので、そういうのをつないでいく人間になっていきたい」
―何が一番変わってきたのか?
「自分たちがやろうとしていることはまったく変わらないけど、やっぱりどんどんW杯が迫ってくる中でコンフェデで負けて、ウルグアイにも負けて、そのあと勝って、また負けてという不安定な試合をしてきた。それでも自分たちは不安定ではなかったし、気持ちは揺るがなかった。それはこれからも一緒で、このたった1試合で自分たちの目指すものは変わらないし、結束力を大事にしたい。何を言われても自分たちは同じ方向を向いていると思っているし、それはサポーターも一緒だと思う。日本国民が応援してくれていると思っているし、自分たちはプレーで表現することで日本代表はつながっていると思う」

●FW柿谷曜一朗(C大阪)
―交代で入ったときの指示は?
「2-2で、いい流れだったので、そのまま崩さず、もう1点取って逆転したかった。指示というか、そういうことでした。すごくいい流れの中で入れたので、何とか攻撃の起点になろうと思っていた」
―惜しいシュートもあったが?
「そうですね」
―香川が狙いを定めてパスをしていたが?
「ナイスパスでした」
―シュートは?
「いや、見てのとおり」
―GKのプレッシャーを感じた?
「何もないです。実力不足です」
―2-2の引き分けについては?
「勝てたので悔しいです」
―10月には見られなかったスルーパスだったが、10月はあえて封印していたのか?
「いえ、いつももらおうとはしていた。今日はいいタイミングがあったので」
―自分から要求を強めたのか?
「あそこは(香川)真司君がいいボールを出してくれただけです」
―柿谷選手がGKにプレッシャーをかけにいってチャンスもう生まれたが?
「あれは前半からサコ(大迫)もずっとやっていたので、それがいい形でハマりました。相手のミスというか、グラウンドも悪い中、それでもつないで来ようとしていた相手に少しミスが出たというか」
―前進した?
「チームとしてはしっかり時間帯を考えたプレーをしていたと思うけど、結果がすべてだと思う」
―大迫が結果を出したが?
「チームの一員として見ていました」
―手応えは?
「手応えはまったくないです。次に向けてしっかりコンディションを整えて勝つだけです」

●MF長谷部誠(ニュルンベルク)
―ロッベンのシュートの場面は?
「試合前から話していて、自分も分かっていたが、思っているより早く来た。完全に僕がケアするところだった」
―大迫のゴールをアシストしたが?
「最後の時間がない中で1-2にできたこと、1点を返せたことで後半につながる形の点になった」
―前半は何が難しかった?
「相手の6番(ナイジェル・デ・ヨング)が利いていて、そこから起点になってパスが出ていた。そして、小さいミスを決められた。攻撃面ではサイドを崩すと良い形ができていたので、サイドを使おうとしていた。あとはセカンドボールを拾えたときは良い2次攻撃ができていた。後半は前からの守備もよかったので、良い攻撃ができたと思う。6番も交代していなくなっていた。前半のうちから後半のようなサッカーができていれば良かった」
―10月の2連戦から良くなったことは?
「今日は選手全員が裏への意識があり、サイドの幅を意識した攻撃ができていた。守備も連動していた。選手全員が同じ方向を見て、同じマインドでプレーすることが大事で、それが出来たのが良かった。それはずっと監督も言っていたこと。それをもう一回やった、正直、原点に帰った感じですけどね」
―なぜ同じマインドになれたのか?
「10月に自分たちがいろいろ試した中で、正直怖さがなかったので、そういう反省があるのではないかと思います」
―サポーターから厳しい横断幕も出ていたが?
「とにかくすべてをポジティブに持っていきたい。今日はオランダと引き分けたというより、チーム全体が同じ意識を持って戦えたところに意味がある。でも、これを継続していかないと意味はない。それにプラスして、今日は先発も何人か代わって、新しい選手を監督が試している。多くの競争があることがチームをつくる上で必要だと思う」
―どん底からはい上がった?
「どん底だったとは思っていなかったけど、やはりうまくいかないという意識があったからこそ、ジャンプするときがある。そういう意味でまだ1試合。次の試合が重要になる」

●MF山口螢(C大阪)
―後半は下がったことでビルドアップがうまくいった?
「分からないけど、自分の中でもっとボールに触りたかったというのがあった。あれをもっと前半からやれればよかったと思う。オカさん(岡崎)が引いてきたり、裏に飛び出したりというのをもっと数多くやっていけたら」
―序盤はピンチもあったが?
「(欧州組が入ったチームで)初めて先発だったので、若干緊張していたというのがあったと思うけど、その中でうまく自分で切り替えることができた。徐々に慣れてきたと思う」
―柿谷と一緒に出たのは東アジア杯以来だったが?
「(書きたい)曜一朗くんだけじゃなく、オカさんも裏を狙っていた。そういうところで、全員の意識として裏を取るという意識になってきているのかなと思う。今までは足元だけだったので、それだけでは中を固められたときになかなか崩すのが難しかった。幅も出たし、裏に抜けた選手以外の選手が引いたりもらったりということもできるので、良い効果が出たと思う」
―このチームで90分出たことについては?
「初めて90分出たので、次のステップに向かって行くにはすごく大きなステップだったと思う」
―前半は長谷部、後半は遠藤と組んだが?
「ハセさん(長谷部)の場合は結構前に出て行くので、自分もバランスを取っていることが多かった。ヤットさん(遠藤)は上がっていくときもあるけど、基本は真ん中でパスを受けて散らすので、より自分も前へ出て行ったほうがチャンスになると思ったし、(ハーフタイムに)真司君もボランチが上がってくるとチャンスになると言っていたので、それを聞いてより上がっていこうと思った」
―試合の中でうまく修正できた?
「前半と後半でハメに行くやり方も変わっていた。それは選手同士でうまく改善できたと思う」
―周囲に合わせていけるのが強み?
「強みとは思ってないけど、自分はそうやって合わせていかないと生き残っていけない選手だと思う。だからうまく合わせることができたのかなと思った」
―上がっていった場面はセレッソのようだった。
「あれをより多く出すのが大事だと思うので、前半からもっと出していればチャンスになったと思う。ボランチが攻撃参加していくことで厚みも出ると思うので、チャンスにもなっているし、もっと出していければいいと思う」
―9月に比べると飛躍的にフィットしてきているように見えるが?
「フィットしているというか、あのときは欧州組が来て2回目くらいだったので、遠慮じゃないけど、自分の良さを出していなかったというのがある。それは回数を重ねるごとに良さを出せるようになってきたのかなと思う」
―次への課題があるとしたら?
「失点の場面は早かった。それで相手に(主導権を)握られたというのがあると思うので、先制点を取られないようにするのと、ロッベンに取られたところは、チームとしても最初から切れ込んであの形を持っているというのは分かっていたのに、やられてしまった。そういうところも対応しないといけない」
―寄せ切れずに打たれた?
「寄せ切れずにというか、寄せ切れずにやられるなら、思い切って行ってしまってやられてもしゃあないと思う。ああやって全員が『だれが行くん?』となって失点してしまうのが一番良くないと思うので、それは自分を含めて、もっとビビらずに、ビビっているわけではないけど、もっと行ければ良かったと思う」
―ボランチのポジション争いでもアピールになった?
「もっと自分の良さは出せると思うし、まだまだ出せてない部分の方が多い」
―もっとやれる?
「やれるというより、やらないといけない」
―試合前にチームメイトからは声をかけられた?
「(長友)佑都くんは『思い切ってやれ』と言ってくれた。『前につぶしにいくプレーをどんどん出せ』と。そういう声をかけてもらって、少し楽になった」

●DF内田篤人(シャルケ)
「1失点目が悔やまれる。バウンドも難しかったけど、うまく失点につなげないことが大事だった。立ち上がりはよかっただけに、自分のミスで勢いが止まってしまったので申し訳ない」
―すぐに切り替えた?
「最近、失点に絡むことがなかったので、ちょっと前半は引きずったけど、どうにかして戻そうという意識はあった」
―めずらしいミスだったが?
「トラップしたら相手も来ていたし、外にクリアしたらたぶん敵もいた。自分の中で一瞬、かなりちょっと迷いがあった」
―チームとしても立て直せたが?
「それは仲間に助けられた結果だから。自分はDFとして失点に絡んじゃいけないし、ああいうミスでオランダみたいな強いチームに先制点を取られると、今日は追いつけたからいいけど、ちゃんと反省しないといけない」
―チームの出来は?
「後半は特にボールを回せたし、自分も何回か行けるシーンがあった。得点にも絡んだし、悪くないとは思うけど、どっちかと言うとオランダがうまくいってないなと。俺らも良かったけど、オランダがちょっとうまくいってないかなという意識もあった」
―2-2までいって、そこから勝ち切る難しさもある?
「何回かチャンスはあったけど。ザックも言ってますけど、多くのチャンスをつくらないと僕らは点を取れないというね。決定力がないと言われたらあれですけど、そこで勝ち切る力というのはずっと課題だと思う」
―2点目の場面は?
「僕の中ではイメージどおり。オカちゃん(岡崎)に当てて、落としが来て、大迫がたぶん中に入ってきたのがちらっと見えたので出したけど、あとは中の2人の技術だと思う。ああいう形が増えてくれば、いろんな選手が顔を出して入っていけるし、シュートのチャンスは増えてくると思う」
―勝ちたかったけど、2-2は悪くない?
「俺は言えないでしょ、そんなこと。俺が失点しなければ2-1で勝っていたので。DFなんていつか失点に絡むけど、組織で守れていても、個人で俺みたいなやつが増えると、失点は免れない。それが分かっているからこそ、すごくちょっと悔しいというか、仲間に感謝したいですね」
―10月からの悪い流れも変わった?
「今日、勝ってたとしても負けたとしても、この試合で一喜一憂することなく、また続けていくことが大事だと思う」
―チームとしての原点がある?
「練習でゲーム形式が多かったので、自分たちの感覚が出てきたのかなと。ほとんどがゲーム形式で、やっていく中で自分たちが感じることなので、戦術どうこうより手っ取り早い」
―右サイドからの攻撃が増えてきたが?
「今までは左から行けていたから、バランスを見ようと思っていた。左で行けなかったら右からって。日本は左サイドの攻撃が主体というスカウティングは絶対にあるはずだし、そこで顔を出せれば向こうも広がる。2点目も右からの攻撃だったし、あのときは本田さんもこっちにいた。今までは左サイドにボールがあるときは、どっちかと言ったら完全に下がる感じだったけど、サイドチェンジに顔を出そうかなと思っている。まだまだ完成形とは思っていないけど、後半は結構、行けるシーンもあった。今まではチームのためにと思っていたけど、もう少しワガママでもいいのかなと」

●DF長友佑都(インテル)
「強豪のオランダを相手に2点取られて、今日もダメなんじゃないかという雰囲気をみなさん感じたのではないかと思うけど、僕らは絶対に取り返すんだという気持ちを見せられたと思う。ただ、今日は絶対に勝ち切れた試合だと思うので、そこは悔しい」
―手応えはあった?
「僕は2点取られたあともいけるという感覚がすごくあった。自分のコンディションも良かったし、チームも全員、気持ちが入っていたので、僕はそう感じていた。チームが一つにまとまったというのが一番かな。一人ひとりが最後までチームのために走って、地味なプレーでしっかりつぶすところをつぶして、妥協しないというところを一人ひとりがやれた。僕らも今日学んだ部分はたくさんある。でも、次の試合で生かせなかったら意味がないので、次の試合が勝負だと思う。1試合では評価できない。続けないと意味がない」
―このところ言葉数が減っていたが?
「今だから言えますが、すごく集中していて、あまりしゃべりたくないという気持ちが正直強くて、申し訳なかったと思っています。それくらい集中していたし、オランダに対して、そしてロッベンに対して、僕自身、負けたくないという気持ちが少なくなかったから口数が少なかった。重圧は少なからずみんな感じていたと思う。雰囲気が悪いということはなかったけど、本当にプレッシャー、重圧を僕らは今まで以上に背負っていたので。ただ、今日で満足するようでは次の試合はないと思う」

●DF今野泰幸(G大阪)
「最初に失点して、嫌な雰囲気もあったけど、いつもはシュンとするところで僕らのサッカーができたのがよかった。前線からの守備を大迫もすごくやってくれて、(パスの)出どころを抑えてくれるから僕らもやりやすかった」

●GK西川周作(広島)
「いつも(チームメイトが)感じているんだなというものを自分もピッチで感じられた。前半で2点を入れられて、屈辱的な気持ちを試合で感じられたのは逆にうれしかった。後半、日本が追いついて、勝てたと言われてもおかしくない試合だったけど、負けなかったというのは自分としてもポジティブに考えている」
―プレー面で意識したことは?
「ロングボールを蹴るより、極力、自分の持ち味であるつなぐ意識を出したかったし、DFとも話して今日はビルドアップでも自分を出せたと思う。こういうピッチ上でしっかりできたことは自信になる」
―失点後のコーチングは?
「慌てるなということ。サッカーなんて点を取られたあとの振る舞いが大事だと思うので、そういう声をかけていた」
―個人にとってもいい経験になった?
「こういうアウェーでA代表として試合をしたことがないので、やっと経験できたことが素直にうれしかった。今日は楽しもうと思っていた。こういう機会は自分にはなかなかなかったので、とにかく自分の持ち味を出すことだけを意識してやった。勝てればベストだったけど、まずはこういう経験ができたことがよかった」
―先発を言われたのは?
「今日のミーティングです。予感はまったくなかった。素直にうれしかった。オランダとはU-20のときにやっているけど、あのときは負けて悔しい思いをしていたので、A代表としてオランダとアウェーでできたことは非常にうれしかった」
―ミスから失点したが、どういう気持ちでプレーしていた?
「ああいうミスをカバーするのがGKだし、カバーできなかったことの方が悔しかった。そのあとはみんなしっかりと落ち着いてプレーできたし、ビルドアップでどんどんつなごうとDF陣と話し合っていたので、今日はやりやすかった」
―オランダの印象は?
「横に幅を取ってサイド攻撃という狙いがあって、サイドと思いきや中から崩したりとか、いろいろな攻撃のバリエーションがあったので考えさせられることはあったけど、負けなくてよかった」
―シュート精度は?
「やはりパンチ力があるなというのと、ロッベンのシュートもワールドクラスだなと感じた。ああいうシュートを止められるGKになっていきたいと思った」
―楽しかった?
「本当に楽しかった。(試合が)もっと続けばいいのになと思っていた。でも、それはこれから自分が勝ち取ることだと思っているし、この経験を生かしていきたい」

(取材・文 西山紘平、矢内由美子)

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