[12.14 クラブW杯準々決勝 広州恒大2-0アルアハリ アガディール]

　クラブW杯は14日、準々決勝の2試合を行い、アジア代表の広州恒大(中国)はアフリカ代表のアルアハリ(エジプト)と対戦し、2-0で勝利した。広州恒大は17日に行われる準決勝で欧州代表のバイエルン(ドイツ)と対戦する。

　広州恒大は前半6分にバックパスを奪われ、MFモハメド・アブトレイカにフリーでヘディングシュートを打たれたが、クロスバーを越えた。なかなかアルアハリの守備を崩せずにいたが、後半4分、FWガオ林の浮き球パスに抜け出したFWムリチが体勢を崩しながらも右足でシュート。これはDFにゴールライン上でブロックされるが、こぼれ球をMFエウケソンが押し込み、先制に成功した。

　さらに攻め込む広州恒大は後半13分、MFチョン・チーのスルーパスに抜け出したムリチがドリブルでPA内まで持ち込み、右足を振り抜く。GKが弾いたこぼれ球に詰めたMFダリオ・コンカが左足でゴールに流し込み、2-0。残り時間を無失点に抑えたアジア王者が準決勝に駒を進めた。

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