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[高校MOM214]八千代FW大和久弘樹主将(新3年)_選手権2発のFWが2ゴール

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.21 イギョラ杯予選リーグB組 國學院久我山高 4-4(PK1-3)八千代高 清瀬内山G]

 エースが2発で結果を残した。八千代高の10番、FW大和久弘樹主将(新3年)は2-0の前半24分、ゴール正面でボールを受けると相手DFのチャージを受けながらも全く軸をぶらさず、そのまま右足シュートでゴールをこじ開ける。3点リードを追いつかれた後半19分には、カウンター攻撃からスペースを突いてパスを受けると食いついてきたマーカーを外して右足シュートを流し込んだ。決勝点にこそならなかったが、貴重な2発でエースの役割を果たした。

 ともにDFとの距離がわずかしかない中での、個の強さを発揮した一撃。「自分のスピードはそれほどではないけど、競り合いに弱くはないと。1人かわしてシュートを決めるという特徴を出すことができた。(チームとしての結果が出ず)FWなんで自分も取らないとまずいと思っていた」。

 昨年末から行われた第88回全国高校サッカー選手権では中津工・東(大分)との1回戦、旭川実(北海道)との2回戦で2戦連発。得点力の高さを示した。新チームではゴールだけでなく、主将としてチームを勝たせるという重責も担う。「もっと声を出してチームを盛り上げないといけない」と大和久主将。関東を代表する強豪11チームと戦うプリンスリーグ(U-18)関東1部での戦いへ向けては「1試合1得点を狙う」とエースとして結果にこだわることを誓っていた。

<写真>後半19分、八千代・大和久が勝ち越しゴール
(取材・文 吉田太郎)

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