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[高校MOM225]光星学院野辺地西高DF小泉翔太郎(3年)_オレンジの壁操る

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.24 JFAプリンスリーグ東北2部 山形ユース 0-0 光星学院野辺地西高 青森山田G]

 0-0で掴んだ勝ち点1の裏には、「前の試合をスカウティングして、こういう展開になると思っていた。前半から相手の守備を揺さぶろうとしたけど出来なかった」と、敵将であるモンテディオ山形ユースの今井監督を唸らせた、強固な守備を操った光星学院野辺地西高DF小泉翔太郎の姿があった。

 川越貴史と共に最後尾でオレンジの壁のタクトを握った。スイーパーとしてカバーリングに徹し、自らも身体を寄せて、オレンジの壁を構築した。特に中央では相手に自由を許さず、相手がサイドから切り崩してきても、中央だけは割らせなかった。

 攻撃面でもボールを奪つと、素早く前線に繋き、カウンターの起点として機能。攻撃参加をウリとするだけに、最後尾から果敢にカウンターに参加し、ゴールに迫り、2本のシュート。山形ユースをヒヤリとさせる場面もあった。

 3戦で1敗2分と、チームはまだ勝ち星がないが、小泉が今日のように攻守にわたって躍動すれば、待望の勝ち点3を手にすることも近いだろう。

(取材・文 安藤隆人)

特設:プリンスリーグ(U-18)2010
[高校サッカー]

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