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[高校MOM231]F東京U-18MF岩木慎也(2年)_初先発で出した結果

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.29 JFAプリンスリーグ関東1部第4節 F東京U-18 3-2 八千代高 深川]

 公式戦初先発の2年生MFが躍動した。FC東京U-18(東京)のMF岩木慎也は初先発を勝ち取った試合でいきなり前半28分に先制ゴール。起用に応える活躍を見せ、試合後サポーターからの「イワキ」コールに包まれた。

 チームメートから「決めて来い」と送り出された初先発のピッチ。「アピールしようと思っていた」と振り返る岩木は立ち上がりから積極的に右サイドで仕掛けると、早速5分にはFW秋岡活哉の折り返しから右足シュート。23分には右サイドから決定的なクロスボールを上げるなど、アグレッシブな姿勢でチームの右翼を担った。

 倉又寿雄監督が「スピードを持っているし、面白い存在」と評するMFは自らの良さを出しながらリズムに乗った。そして28分には秋岡からの絶妙なラストパスを右サイドで受けると、右足を一閃。豪快な先制ゴールを突き刺した。「公式戦初先発で初ゴールだった。点を決められてよかった」と岩木。その後も抜群のスピードから繰り出すドリブルなど右サイドで存在感を放ったMFは、後半17分までの62分間のプレーを「手ごたえあります」と笑顔で振り返った。

 快足ドリブラーの現在の目標はレギュラー定着。「これからもっと活躍してチームを引っ張っていきたい」と口にし「自分の最高成績は全国ベスト8なので、経験のない全国制覇をしてみたい」と意気込んでいた。 

<写真>前半28分、F東京U-18MF岩木は右足で公式戦初ゴール
(取材・文 吉田太郎)

特設:プリンスリーグ(U-18)2010
特設:プリンスリーグ関東
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