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[高校MOM_38]柏U-18MF茨田陽生(3年)

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.25 日本クラブユース選手権GL第1節 清水ユース1-4柏U-18 Jヴィレッジ]

 電光石火の先制弾は、柏U-18MF茨田陽生の右足から生まれた。前半2分にFKを得ると、ボールをセットした茨田はDFとGKの間の絶妙な位置に山なりのボールを蹴り込む。飛び出すGKと、頭上を抜かれて戻るDF。ボールはその間に走り込んできたFW山嵜駿の伸ばした足にピンポイントで届き、ボールは山嵜の足をバウンドするように、GKの頭上を破ってゴールに吸い込まれた。

 その後、一度は同点にされるが、相手の攻撃の芽を積む的確な守備で反撃を封じ、攻撃陣が3得点を加点。攻守のバランスを保ち、4-1の勝利に貢献した。「(ボランチの)もう一方の選手が前に行くので、自分はなるべく後ろにいて、流れをつくるようにした」。決して派手さはないが、茨田の振るうタクトはチームに旋律をもたらし、猛攻をかげながら支えていた。

<写真>先制点をアシストするなど攻守で活躍した柏U-18のMF茨田陽生

(取材・文 安藤隆人)

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