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[高校MOM_40]C大阪U-18FW風間ワグネルケンジ(1年)

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.28 日本クラブユース選手権GL最終節 東京Vユース0-2C大阪U-18 Jヴィレッジ]

 岐阜からやってきた期待のルーキーストライカーが、この大舞台で大仕事をやってのけた。後半8分に投入されたC大阪U-18のFW風間ワグネルケンジは「勝つことだけを頭に入れて、無我夢中にプレーした。相手はすでに2勝していて、どこか気の緩みがあると思っていたので、そこはチャンスだと思っていた」と、持ち前の変化に富んだ動きとキープ力をいかんなく発揮した。

 後半18分、積極的なサイド突破からPKを誘い、先制点を演出すると、その30秒後、東京Vユースがファウルした瞬間、相手の足が止まったことを見逃さなかった。リスタートを受けると、すぐに前を向き、「コースが空いていたので、迷いはなかった」と右足一閃。地を這うようなグラウンダーのミドルシュートが25mの距離を走り、ゴール左隅に突き刺さった。

 思い切りの良さと強気な姿勢が、チームを大逆転での決勝トーナメント進出に導いた。「これからも一戦一戦、勝利のためにチームに貢献したい」。この試合をきっかけに、C大阪のヤングスターがさらにその輝きを増していきそうだ。

<写真>先制のPK獲得、ダメ押しゴールと大活躍だったC大阪U-18のFW風間ワグネルケンジ

(取材・文 安藤隆人)

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