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[高校MOM_42]新潟ユースGK渡辺泰広(2年)_『粘りの新潟』の要

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.29 日本クラブユース選手権準々決勝 川崎F U-18 1-2 新潟ユース Jヴィレッジ]

「ウチの強みはGK」と片渕浩一郎監督が言い切ったように、U-17日本代表GK渡辺泰広の存在なくしては、『粘りの新潟ユース』は生まれない。
 この日、Jヴィレッジは天候が悪く、ピッチはスリッピーで、ピッチ上には深い霧が立ち込めていた。その劣悪な状況でも渡辺は「何にも感じなかった」と動じることなく、プレーし続けた。矢継ぎ早に飛んでくるシュートの雨に対しても、慌てることなく冷静に対処。どんな強烈なシュートでも、両手でしっかりとキャッチし、セカンドボールを狙っていた川崎F U-18に、まったく隙を与えなかった。
 「ほとんど正面だったので、キャッチするのには問題なかった」と渡辺は平然と語るが、それも彼の抜群のポジショニングと、正確なキャッチング技術があるからこそ。何事にも動じない2年生守護神が、準決勝ではこの日大量4得点を奪った強力攻撃陣を抱えるF東京U-18の前に立ちはだかる。

(取材・文 安藤隆人)

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