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U-23代表GK林、ほろ苦い27分間

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[6.7 +1 FOOTBALL MATCH JAPAN STARS 2-2 WORLD STARS 日産ス]

 U-23日本代表GK林彰洋(流通経済大)が、JAPAN STARSの“3番手GK”として後半18分からの27分間プレーした。前日のミニゲームでは2本目、3本目を無失点に抑えるなど手ごたえをつかんでいた林だったが、この日は元トルコ代表FWイルハン・マンスズにゴールを奪われ2失点。「失点をなくしたかった。1対1の状況を作られても自分が止めれば勝てたはず。こういうピンチの時に守ることができるGKにならなければいけない」と悔しがった。
 ただ、元カメルーン代表FWパトリック・エムボマ(試合終了後にミックスゾーンでサインをもらっていた)ら元各国代表の主力級の選手を相手に戦い、日本を代表してきた選手たちとともに時間を過ごすことができた。「JAPAN STARSの選手は自信を持ってボールを受けてくれるので、出しやすかった。今回の試合で得たものは全てがプラスとなると思う」。来週には総理大臣杯全日本大学トーナメントの関東予選を控え、U-23カメルーン代表戦(6月12日)メンバーは外れたものの北京五輪出場への望みもまだある。“ドリームマッチ”で得た貴重な経験を糧に、未来の日本代表守護神はさらなる成長を目指す。
 
(取材・文 吉田太郎)

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