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南アフリカ戦後・岡田監督会見要旨

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Text alert@ポートエリザベス
[11.14 国際親善試合 南アフリカ0-0日本 ポートエリザベス]

岡田武史監督
「結果的に勝てなかったことについて非常に残念だが、まず、この独特の雰囲気の中で試合ができたということは我々にとって非常に大きな教訓になったと思っている。試合内容に関しては、前半はなかなか我々のスタイルのサッカーができなかったが、後半の途中から少しずつテンポよくボールが動くようになってきた。ただ、最後のフィニッシュのところでどうしても人数が足りなかったという感じを受けている。

ただ、ディフェンスに関して、ロングボール一発だとか、早い相手に対する対処とか、いくつかポイントを置いてやってきたが、ディフェンスラインは安定してきたという実感がある。もう少し前でのプレッシングがきいていれば、全体としてもいい形でやれたんじゃないかと思う」

――稲本をアンカーにして、中盤を3枚にしたが、その狙いと評価は?
「ああいう形でやるのは初めてのトライ。今回、中盤の選手が非常に少なく、俊輔と話し合った結果、コンディションが整わないという事だったので、これは試すチャンスかなと思い、オプションを増やすという意味でチャレンジしてみた。
評価としては、ご覧のようにダブルボランチに戻した方がボールがよく動くようになったと。まだこのシステム自体は、メンバーの問題もあるんでしょうが、ベターではないと思う」

――中村はなぜ後半からの出場だったのか?
「中村は11日にスペインで試合をやってきた。長時間の移動をしてきて、コンディションが整っていない。本人と昨日話し合って無理はさせられない、ケガをされると困るので、短い時間で考えていた」

(取材・文・矢内由美子)

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