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長谷部、待ちわびた代表初ゴールに会心の表情

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10月のアウスタ日本平での試合とは打って変わって、立ち上がりから攻勢をかける香港に押され気味だった岡田ジャパン。いやな流れを断ち切る先制ゴールを決めたのは、長谷部誠(ボルフスブルク)だった。前半32分、手堅いボール回しから内田篤人(鹿島)のパスを中央で受けてミドルシュート。これが見事に決まった。

「最近はシュートを意識していた。いい流れは個人的に感じていた」としてやったりの表情だ。
国際Aマッチ出場はこの日で27試合目。オシムジャパン時代、自身が放ったシュートが巻誠一郎(千葉)の腹に当たって巻のゴールになるなど、多少ついていない面もあり「代表でのシュートがない。早く初ゴールを決めたい」と、招集されるたびに得点を熱望していた。

「相手も気合が入っていた。ゴールラインのところでクリアしたりして、点を取れなかった。ああいうロングシュートが決まれば楽になると思う」と満足そうに振り返っていた。

<写真>前半32分、MF長谷部誠が右足の強烈なミドルシュートを叩き込み、A代表初ゴール

(取材・文・矢内由美子)

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