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逆転選出の矢野「ここからがスタート」

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 4月7日のセルビア代表戦で約9ヵ月ぶりに日本代表へ選出されたFW矢野貴章(アルビレックス新潟)がW杯南アフリカ大会メンバー23枠に滑り込んだ。

 W杯予選の出場数は全14試合中4試合、それも途中出場のみだった矢野だが、日本代表の岡田武史監督は10日に行われた記者会見で「彼の豊富な運動量、フィジカルの強さに期待している。例えば同点のときに彼を入れることで、セットプレーの守備や前線での追い回し、カウンターアタックからの飛び出しなどが生きる。荒さはあるが、フィジカル、スピード、運動量に期待して決めた」とその選考理由を説明。矢野はクラブを通して「非常に嬉しいです。ここからがスタートだと思うので、日本のために、自分の持っているものを出して、闘ってきたいと思います」と活躍を誓った。

(文 吉田太郎)

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