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内田&岩政がW杯へ向けてコメント

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 日本サッカー協会は10日、6月に開幕するW杯南アフリカ大会の日本代表メンバー23名を発表した。鹿島アントラーズから選出されたDF岩政大樹とDF内田篤人が、カシマスタジアムで行われた記者会見に出席。鹿島公式サイトによると22歳でW杯に臨む内田は「日々やることに変わりはありません。今までやってきたことをしっかりやりたいと思います」などととコメント、岩政は「先ずは自分の力をフルに出すように頑張りたい」と力を込めた。

以下、鹿島公式サイトより内田&岩政コメント抜粋

●DF内田篤人
「メンバー発表は、テツさん(杉山)の部屋でゲーム片手に真剣な顔で見ていました。これからもやることは変えずに今までやってきたことをしっかりやりたいと思います。南アフリカへ行くメンバーに入ったからと言って、日々やることに変わりはありません」

―代表でのアピールポイントは?
「自分の長所を言うのは恥ずかしいですね。今まで考えることがなかったのですが、普段通りのプレーができればいいと思うし、ここ鹿島で監督や先輩から学んだゲームの勝ち方や厳しさといった経験を全て南アフリカで出し切りたいと思います。僕は普段からサッカー選手らしくない目でサッカーを観ているのですが、今回は大きな大会なのでサッカーに興味がない人も楽しく観て欲しいと思います。できたら、みんな、日本の青いユニフォームを着て応援して欲しいですね」

●DF岩政大樹
「メンバー予想を色々していましたが発表が年齢順だと思っていたので今野選手の名前が呼ばれた時、自分より年下なので「もう、ないな」と思っていた矢先に呼ばれたのでびっくりしました。(メンバー発表は)ずっと先のことだと思っていて、近づいてくる実感はなかったです。実感が湧かなかったというよりも、湧かせたくなかったのかも知れません。緊張していたし、正直怖かった部分はあります」

―代表でのアピールポイントは?「選ばれた時期にもなかなかアピールできていないし、100%自分の力を示せていないと思っています。先ずは自分の力をフルに出すように頑張りたい。僕が必要とされる場面は、相手のパワープレーだったり、空中戦。ヨーロッパやカメルーンの選手にも負けないように準備したいと思います。僕は代表の中心でもないし、チームのことを僕が考えることはできません。僕が出来ることは、チームの勝利のために泥臭くやること。内容などはみんなで高めていきたい。

ワールドカップほどサッカーが注目されることはない。日本中が期待してくれていると思います。今日からワールドカップのために23人が一体となって戦わなければならない。プレッシャーを背負いこむこともないが、みんなが勝利へ執着して一体感を持って戦っていきたい。それがサポーターの皆さんを含め、日本中がそういう雰囲気になるように僕らもがんばりたいと思います」

(文 吉田太郎)

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