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W杯メンバー23人決定!ポジション別分析(GK編)

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▽GK(3人)
川口能活(磐田)116/-104
楢崎正剛(名古屋)75/-73
川島永嗣(川崎F)8/-6
※数字は国際Aマッチ出場数/失点数

[主な落選組]
西川周作(広島)


 岡田武史監督が「常識的に考えれば3人」と話していたGKは、その言葉通り3人が選出された。正GKは楢崎。若手主体で臨んだ1月6日のイエメン戦を除けば、10年の国際Aマッチ全6試合にフル出場しており、不動の守護神の座は揺るがない。

 第2GKは川島。国際Aマッチ出場は8試合で、代表デビューは08年2月17日の北朝鮮とまだ経験は浅いが、楢崎が負傷離脱中の昨年秋には4試合連続で先発し、4戦連続完封を飾った。楢崎に何らかのアクシンデトが起きた場合には、川島がゴールを守ることになるだろう。

 今回のメンバー発表で最大のサプライズとなった川口は、09年1月28日のバーレーン戦以来、約1年4ヵ月ぶりの代表招集となった。

 次世代のGKに経験を積ませる意味でも、西川が招集される可能性が高いと思われていたが、岡田監督は「次の世代に経験させるために選んだ選手はひとりもいない。あくまで今大会で勝つために必要な選手を23人選んだ」と説明。川口の豊富な経験や強烈なリーダーシップを買ってのサプライズ選出となった。基本的には第3GKの立場だが、ピッチ外でチームをまとめ、引っ張っていく役割が期待される。

(取材・文 西山紘平)

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