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ポルトガル遠征中のなでしこジャパン、第2戦はフィンランドに大勝

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 ポルトガルで開催中のアルガルベカップに参戦しているなでしこジャパンは現地時間4日、フィンランドと対戦し、5-0で快勝した。1勝1敗となったなでしこジャパンは7日にノルウェーと対戦する。

 前半16分、MF宮間あやからパスを受けたFW大野忍がGKとの1対1から落ち着いて先制点。同18分にはMF川澄奈穂美がFW永里優季とのコンビネーションから追加点を決め、2-0で前半を折り返した。後半2分に永里のゴールで3-0と突き放すと、同25分、41分と途中出場のFW山口麻美が2点を奪い、5-0のゴールラッシュを締めくくった。
以下、JFA公式サイトより出場メンバーと試合後のコメント

▽GK
海堀あゆみ(INAC神戸)
▽DF
近賀ゆかり(INAC神戸)
83分→上尾野辺めぐみ(新潟)
岩清水梓(日テレ)
熊谷紗希(浦和)
鮫島彩(東京電力)
▽MF
川澄奈穂美(INAC神戸)
64分→安藤梢(デュイスブルク)
澤穂希(INAC神戸)
71分→田中明日菜(INAC神戸)
阪口夢穂(新潟)
64分→宇津木瑠美(モンペリエ)
宮間あや(岡山湯郷)
▽FW
大野忍(INAC神戸)
64分→山口麻美(ハマルビー)
永里優季(ポツダム)
64分→荒川恵理子(浦和)

佐々木則夫監督
「相手のプレッシャーの違いもありますが、アメリカ戦よりもボールもよく動いていたし、ピッチが固かった割にはリズムを作れていたと思います。途中交代した選手たちも意識的に動いていた。システム変更後も相手に何もさせないというところはしっかり出来ていたと思います。ミスなどもありましたが、連携した動きからの理想の形は、後半の途中までは表現できていたと思います」

●FW永里優季
「代表はプレーのタイミングやリズムがいつもと違うので、まだプレー的には少し違和感があります。徐々に合わせていくしかない。今日のゴールはイメージしているものとは違いますが、それに近づけるためのゴールとしての一歩として捉えています」

●MF川澄奈穂美
「ようやくゴールが生まれました(笑)。それまでにも良い形があって、ボールが目の前に来たときには『ラッキー、あとは押し込むだけだ!』と。今日の相手はスペースが多かったので、縦だけの動きにはならないように心がけてました。チャンスがあればドリブルとシュートをというイメージがあったので、狙い通りだったと思います」

(文 西山紘平)

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