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日本代表、スペイン1部クラブに惜敗

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 ポルトガル・スペイン遠征中のフットサル日本代表は現地時間30日、OID Talavera(スペインリーグ1部)と対戦し2-3で敗れた。前半は0-2で折り返したが、木暮賢一郎星翔太のゴールで一時同点に追いついた。しかし、終了間際に失点し敗戦となった。

 日本サッカー協会によると、ミゲル・ロドリゴ監督は「今日の試合は前半と後半で違う展開となった。前半は慎重に入りすぎて、自分たちの良さであるアグレッシブな守備が消えてしまい、逆に相手にやりたいようにやらせてしまった。力の差ということではないと思っている。後半に入って1-2としてから自分たちのペースを取り戻して、特に最後の2~3分は素晴らしい出来だった。プレスも掛けれていたし、シュートチャンスも多く作れていた。その中でも仁部屋は1対1の局面でドリブル突破するなど効果的なプレーを見せてくれた。最後の最後、相手のパワープレーに対してファウルを犯してしまい、相手のリスタートの早さから失点してしまった。これに関しては、相手のずる賢さというか、我々の気の緩みというか、いずれにしても非常に残念な結果となってしまった。
しかしながらいい試合だったと思う。スペインリーグ1部の相手に、最後の最後失点はしてしまったが、勝利することのできる試合でもあった。ポルガル、Burela、Lobelleとの試合と同様に、選手はいいパフォーマンスを見せてくれた。最後の1球はいい勉強をさせてもらったということだろう」とコメントしている。

以下、日本協会発表の試合記録

日本2-3(前半0-2)OID Talavera(スペインリーグ1部)

<得点経過>
0-1 4分 OIDタラベラ
0-2 16分 OIDタラベラ
1-2 25分 日本 木暮賢一郎
2-2 38分 日本 星翔太
2-3 40分 OIDタラベラ

<スターティング5>
▽GK
藤原潤(バルドラール浦安)
▽FP
上澤貴憲(府中アスレティックFC)
小宮山友祐(バルドラール浦安)
高橋健介(UDグアダラハラ/スペイン)
星翔太(UDグアダラハラ/スペイン)

<交代出場>
▽GK
冨金原徹(湘南ベルマーレ)
▽FP
木暮賢一郎(名古屋オーシャンズ)
北原亘(名古屋オーシャンズ)
小曽戸允哉(バサジィ大分)
渡邉知晃(ステラミーゴいわて花巻)
滝田学(ペスカドーラ町田)
仁部屋和弘(バサジィ大分)
皆本晃(府中アスレティックFC)
逸見勝利ラファエル(名古屋オーシャンズ)

<試合出場なし>
▽GK
村山竜三(府中アスレティックFC)
▽FP
吉田輝(ラクエドット/イタリア)
原田浩平(デウソン神戸)
松宮充義(シュライカー大阪)

(文 近藤安弘)

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