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[MOM238]筑陽学園DF大武峻(3年)_筑陽ゴール守る“番人”

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.8 JFAプリンスリーグ九州1部第7節 筑陽学園高 2-0 鹿児島実高]

 筑陽学園高(福岡)の守備を支える“番人”DF大武峻は、この試合でも大きな存在感を発揮した。DFラインで一際目立つ大きな体格を生かし、鹿児島実高の攻撃に対し、真っ向から受け止めた。空中戦では圧倒的な強さを見せ、空からの攻撃を跳ね返すと、MF大内田涼、FW重信勇貴らのドリブルに対しても、パートナーを組む坂本拓也と共に冷静に対応。隙を与えなかった。キック力もあり、前線に待ち構える久保山衆斗と小室和也の2トップに対し、最終ラインから精度の高いキックで、カウンターの起点となった。

 2-0の完封勝利の裏側には、常に冷静沈着で、高い対人能力を誇る彼の姿が合った。「身体が強いからね。でもまだまだ足元に課題があるよ」と吉浦総監督は厳しく指摘するが、それも期待の現われ。昨年の大黒柱で、現在全日本大学選抜にも選ばれているCB牟田雄祐(福岡大)が巻いていたキャプテンマークを引き継いだ彼は、心身ともに柱として着実に成長している。

(取材・文 安藤隆人)

特設:プリンスリーグ(U-18)2010
特設:プリンスリーグ九州
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