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[Y☆voice_38]矢板中央MF渡辺裕紀「高校選抜合宿から意識の面は一段階高く置いている」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第38回は1月の全国高校選手権4強の矢板中央(栃木)で主将を務めるMF渡辺裕紀選手(3年)だ。選手権では2年生のゲームメーカーとして活躍。大会優秀選手に選出されて日本高校選抜候補合宿にも参加した。怪我のため辞退したが3月にはU-18JFA選抜メンバーにも選出された実力者の目標とは?

―全国総体1回戦は逆転勝ち(最終的には3回戦敗退)
「1点取られても焦りはなかった。必ず取れると思っていた。だから焦って前へいくよりも落ち着いていこうといっていた。初戦は緊張もあって体は重かったけれど、勝つことができた」

―通用した面、反省点は?
「ハードワークすること、そしてキックは通用したんじゃないかと思う。自分を出そうと思っているけれど、技術的にできていない部分があるし、メンタルの部分もまだ上げていかないといけないと思った」

―この春には高校選抜合宿を経験した。少しでもアピールして、いいものをチームに持ち帰ると話していたが?
「上手い人やレベルの高い人と一緒にやって技術面はもちろん、普段の生活の何げないところから意識が高いということが勉強になった。自分も高校選抜合宿から意識の面は一段階高く置いてやっている」

―目標はやはり選手権
「最終目標である選手権でトップに持っていけるようにこの経験を生かす。常に高いレベルを目指してやっていきたい。どれだけ意識を高く持って練習できるか。練習から意識を高く、チーム全員の意識を高くしてやっていく」

(取材・文 吉田太郎)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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