高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第46回はコンサドーレ札幌U-18(北海道)のMF菅原康介選手(3年)です。JFAプリンスリーグ(U-18)北海道MVPと得点王を獲得した北海道を代表する左利きのアタッカー。そのMFの現在の目標、課題とは?

―プリンスリーグ北海道において、得点王&MVPを獲得しました。
「自分が取れるとは思っていませんでした。ドリブルから左足のシュートが自分の武器で、もっと自信を付けるために、どんな相手に対してもそのプレーをチャレンジしています」

―サイドから中へのカットインは非常に魅力的ですよね。
「ありがとうございます。中に入るときのスピードの緩急を意識してやっています。去年はリズムが一定で、単調だったので、今年は試合のビデオで自分のプレーを見て、もっと変化をつけたほうがいいと意識的に取り組んでいます。あとは中盤でのドリブルは少ないタッチで、ゴール前では思い切って仕掛けていこうとしています。守備でも意識を持ってやっています。今年は守備面で自分がもっと頑張れば、チームのためになるし、攻撃も活性化すると思う。3年生になって、やらないといけないという意識が強くなった気がします」

―特に今年のチームは大半が1、2年生で、3年生レギュラーは3人。菅原選手の存在が大きくなっています。
「自分がチームを引っ張っていくんだという気持ちは強いです。でも1、2年生も本当によくやってくれます。チーム力は着実に上がっていますし、3年生も大きな刺激を受けて、競争が激しくなって、いい雰囲気になっていると思います」

―全国大会に向けて一言お願いします。
「やっぱり勝ちたいですね。いいゲームをしたいけど、それ以上に結果を出したい。全国で自分がどれだけ出来るか試したいですね」
(取材・文　安藤隆人)