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[Y☆voice_65]三菱養和SCユースMF田鍋陵太「世界に通用するように技術をもっともっと磨いていけたら」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第65回は三菱養和SCユースのMF田鍋陵太選手(2年)です。昨年度は故障を抱えながらも全日本クラブユース選手権で、4強進出に大きく貢献。今月12日から静岡県内で行われるU-18日本代表候補の合宿にも招集されています。来季のJ入りも大きく期待される田鍋選手が今後にかける意気込みとは?

―今日の試合(東京Vユース戦・1-5)は出場しませんでした。
「昨日まで長崎に3泊4日で修学旅行に行っていて。その間はまったくボールを蹴っていませんでした。帰ってきたのが昨日だったので、練習も軽く走っただけだったので、出場も無くっていう感じです」

―外から試合を見ていて。
「最初は五分五分でやっていて1点入ってからは、みんな下がってしまっていた。そこから後手を踏む形になって、最終的に5点取られてしまった。もっと寄せれるところはあるし、そこをしっかりやっていければ。点を決められると声を出せなくなってしまっていたので。あとは、どんどん点を取ろうとして前に急ぎすぎて、ポジションが全然出来ていなかった。そういうところを、今後チームとしてやっていければと思います」

―U-18日本代表候補の合宿も今月中旬には始まります。
「自分の代なので出たいし選ばれたい。選ばれて遠征とか色々な大会もありますけど。U-20W杯には、自分が出て出場したいという気持ちはあります。まずは、その前の代表でいい経験を積んで、プロに行けたらいいなと思っています」

―プロというとどんなチームに行きたいとかは?
「今は具体的には決めてないです。具体的な話もまだないですけど、この時期にいろいろと。今まで千葉と山形の練習会に参加させてもらってきました。修学旅行から帰ってきたばかりですけど、明日からは名古屋グランパスのキャンプに行ってきます。例えば名古屋は代表メンバーも多いので、そこで活躍してスタメンになれれば、代表にも入れると思うし、そういう高いところをめざしてやっていきたいと思っています」

―今後の技術的な面での課題は?
「ボールの扱いだとか運動量だとか、ガタイだとか。世界に通用するように技術をもっともっと磨いていけたらなと思っています」

(取材・文 片岡涼)

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