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[Y☆voice90]静岡学園DF伊東幸敏「誰よりも攻撃参加する」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第90回(11年静岡県高校選抜編第3回)はDF伊東幸敏選手(静岡学園高)です。
 昨年の全日本ユース(U-18)選手権、全国高校選手権で強豪を右サイドから切り裂いた超攻撃的SBは今年、名門の主将としてチームを引っ張っています。昨年の活躍により、サッカー専門誌などから2011年の注目選手に取り上げるなど知名度を大きく上げたDFの今年の目標とは?(取材日:3月6日)

―2011年の目標は?
「昨年、チームは(全日本ユース選手権で)国立に行ったけど勝っていない。だから国立へ行って勝つことが目標。今年はキャプテンを務めさせてもらっている。(前主将で日本高校選抜の金)大貴クンを参考に盛り上げていきたい」

―昨年は専門誌などでかなり高評価を得ていました
「SBで誰よりも攻撃参加する。長友、内田以上の選手になりたいですね。注目されているのはうれしいし、やる気が出る。攻撃参加で頑張る」

―新人戦ではSBではなくCBとしてプレー
「最近のプロは伊野波選手とかセンターバックもサイドバックもできる。良い経験になった」

―現在の課題は?
「昨年はクロスの精度が高くなくてチャンスをつくることができなかった。これを改善すること、そしてサイドバックで点を取ること。点取ってアシストもできるサイドバックになりたい」

―2011年の静岡学園にも注目が集まるが?
「監督からは技術は例年よりも高いと言われている。でも気持ちの面は過去一番低いと言われている。ただこれを改善できれば全国トップクラスも狙える。練習からミーティングをやったり、練習後もその日の練習について反省しながらやっている。気持ちの強いチームにしたい」

―将来はどう考えている?
「目標はプロ。マイコンなんかサイドバックでもふつうに点を取っているけど、決められるところは凄いと思う。自分はやっぱり上がって勝負すること。戻るのはキツイけれど、上がる分には疲れませんから」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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