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[Y☆voice91]清水ユースGK瀧川翔「大体のシュートは入れない自信がある」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第91回(11年静岡県高校選抜編第4回)はGK瀧川翔選手(清水エスパルスユース)です。抜群のシュートセーブ能力を武器にオレンジ軍団の守護神に君臨する瀧川選手の今年の目標とは?(取材日:3月5日)

―2011年の目標は?
「今年は全国リーグというレベル高いところでやる難しさがあるので、コミュニケーションをしっかり取って全国リーグに対応できるようにチームで意識している。チームの目標は今年、結果にこだわるということ。良い結果が出せるように頑張る」

―自分自身が感じているストロングポイントは?
「自分がやるべきことは来たボールを止めること。プレーやコーチングでしっかり貢献したい。自分の武器はシュートストップと1対1の強さ。大体のシュートは入れない自信がある」

―昨年はプリンスリーグ東海で優勝して全日本ユース選手権では8強。久々にチームが活躍しました
「昨年は個の力が強くて1対1で勝負できる選手がいた。今年は目立つ選手がいない。戦い方は変わると思うけど、いい雰囲気がある。今年はパスで崩していったり、裏を狙ったりするチームになると思う」

―高校入学後、これまでの2年間については?
「肩と膝を手術して半年何もできなかった。もう今年1年間しかない。Jの世界へ行くのが目標。アピールして上に上がりたい」

―将来像は? 憧れの選手は?
「カシージャスが好き。プレースタイルがボクに合っている。シュート対応もいいし、ビデオとか見て、どうすればああいう対応ができるか観察している。GKはシュートストップができてナンボだと思っている。1対1が強くてシュートストップできるGKになりたい。ケガをした分、他の選手よりも努力しないといけない。ケガしていないとできない経験はできたと思っているけれど、これから努力して埋めていくしかない。練習からプレーの質を上げていきたい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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