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[Y☆voice92]飛龍FW澤上竜二「静岡はライバルが多くて刺激になっている」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第92回(11年静岡県高校選抜編第5回)はプリンスリーグ東海に所属する飛龍FW澤上竜二選手です。
 高校1年時の全国高校選手権予選で名門・藤枝東相手にハットトリックを達成。同校の県3連覇を阻止して一躍注目を集めた左利きの大型ストライカーは、すでに清水エスパルスの練習参加を経験するなど注目の存在です。そのFWの目標と現在の課題とは?(取材日:3月5日)

―2011年の目標は?
「チームとしてベスト8にしか行ったことがない。その上に上げたい。(過去飛龍は県4強が最高成績だが)チャンスないことはないと思う」

―個人的に掲げている目標、自分の武器は?
「点取ること。毎試合1点取る。ゴール前とかでは自分で仕掛けるところ、1対1で負けないことが武器」

―飛龍の新チームは?
「今年は自分がキャプテン。身長高い選手やスピードのある選手はいないけれど、昨年、一昨年より技術あると思う。しっかりチームでまとまって闘う」

―奈良から静岡の高校を選択して学んだ点は?
「奈良では県選抜でもレベルはそれほど高くない。でも静岡ではライバルが多くて刺激になっている」

―清水への練習参加で学んだことは?
「技術面でまだまだ通用していない。プロはどんな状況でも落ち着いている。練習参加を経験してから変わったことは、中学とかまでは自分で持ったら全部行っていたけれど、周りも使うようになった。エスパで学んだことはチームのみんなに話している。1対1での仕掛けは通用したので、その部分は自信を持ってやりたい」

―憧れの選手は? 将来はどのような選手に?
「日本代表では前田選手。ポストもできるし、自分の力でゴールも獲れる。もっと技術もあって、ポストもできてテクニックも何でもできる選手になりたい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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