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[Y☆voice93]清水商DF新井一耀「県で勝って全国で見てもらう」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第93回(11年静岡県高校選抜編第6回)は清水商DF新井一耀選手です。
 全国高校選手権優勝3回の名門・清水商で1年からレギュラーを奪い、09年にはチームをインターハイベスト16へ導いているCB。コンタクトプレーなど絶大な強さを発揮する新井選手の目標とは?(取材日:3月5日)

―高校2年間を振り返ると?
「千葉からやってきて無我夢中でやってきた。2年の時は1年の時よりもあっという間だった。変に慣れてしまっていたせいでミスが出ていたことは反省しなければいけない。今年は副キャプテンになったし、自分のことだけでなく、みんなに対して厳しく言ったり、しっかりやっていきたい」

―自分のストロングポイントは
「ヘディングでは負けない。あと判断力は自信がある。(2年生時も入っていた)県選抜では右サイドバックとか経験をさせてもらっている。これはこれからへ向けてありがたいこと」

―清水商には伝統的に勝負強い
「勝ちたいという気持ちが違う。これはコーチからも大きな声で言われる。一生懸命やるということがチームの目標だけど、勝ちたいという気持ちと戦う気持ちは他のチームにも負けていない」

―今年はどのような1年にしたいか?
「(清水商の歴史を築き上げた監督の)大瀧さんも最後。このチームに懸けていると思う。メンバーは個の力がある。チームとしてどうまとまっていくか。(準優勝の)新人戦が終わって手ごたえつかめた。後ろから声出して、盛り上げて、周りをしっかり見て、チームがつらい時に自分が守れるようにしていきたい」

―進路についても大事な1年になるが?
「プロを目指しているけど、県で勝って全国に出ないと見てもらえない。ヘディングとか県で勝って全国で特長出せば見てもらえる。だからまずは県で勝つことが目標。課題は自分はまだ身体とかできていない。しっかり体を鍛えて、上げていきたい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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