高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プリンスリーグ東海1部

　15日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プリンスリーグ東海1部最終節が行われ、ジュビロ磐田U-18(静岡)が優勝を決めた。磐田U-18は12月の高円宮杯プレミアリーグの参入戦で、旭川実高(北海道)対聖和学園高(宮城)戦の勝者と昇格をかけて戦う。なお、四日市中央工高(三重)のFW浅野拓磨が12得点で得点王を獲得している。

　最終節で勝ち点3差の清水商高(静岡)と対戦した磐田U-18は前半2分にFW新村陸のゴールで先制。だが同23分にMF風間宏矢のラストパスからFW佐野翼に同点ゴールを許すと、後半13分にはFW川尻卓のアシストからMF青木翼に勝ち越しゴールを許してしまう。21分にも佐野にゴールを奪われた磐田U-18は1-3で敗戦。勝ち点で清水商に並ばれたが、得失点差で3点上回った磐田U-18がタイトルを守りきった。

　3位の藤枝明誠高と4位・常葉学園橘高との静岡県勢対決はスコアレスドロー。5位の磐田東高(静岡)対四日市中央工戦は磐田東FW若松貴之が先制ゴールを決めたものの、四中工DF位田裕麻が同点ゴールを決めて1-1で引き分けた。

　帝京大可児高(岐阜)対中京大中京高(愛知)戦は混戦からDF堀内友樹の決めた決勝ゴールにより、帝京大可児が1-0で勝利。プリンスリーグ東海残留を決めている。

【プリンスリーグ東海1部第14節】
(10月15日)
[清水蛇塚G(南)]
清水商高3-1磐田U-18
[清]佐野翼2(23分、66分)、青木翼(58分)
[磐]新村陸(2分)

[藤枝東高G]
磐田東高1-1四日市中央工高
[磐]若松貴之(40分)
[四]位田裕麻(78分)

[TECOフィールド]
帝京大可児高1-0中京大中京高
[帝]堀内友樹(36分)

[藤枝明誠人工芝G]
藤枝明誠高0-0常葉学園橘高

※日程は3月31日発表、変更あり
特設:プリンスリーグ東海1部
(構成　吉田太郎)