第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの出場権3枠を懸けた関西学生サッカー選手権は6日、決勝と3位決定戦を行った。

　2部リーグ所属ながらも準決勝を突破した大阪体育大と同志社大との決勝は前半12分、MF東矢尚仁(3年=国見高)のアシストからMF杉山和毅(3年=清水商高)が決めて同大が先制。同大はさらに後半25分、今度は杉山和のアシストから東矢が決めて2-0で勝ち、優勝した。

　総理大臣杯の最後の1枠を争う関西学院大と近畿大との3位決定戦は前半28分、全日本大学選抜MF阿部浩之(3年=大阪桐蔭高)のアシストからDF高橋宏次郎(3年=広島皆実高)が決めて関学大が先制する。関学大はさらに33分、後半13分に阿部が連続ゴールを決めて3-0。近大は35分、MF枝本雄一郎主将(4年=静岡学園高)が1点を返したが、3-1で勝った関学大が全国大会出場権を獲得した。

【関西】
[決勝]
大阪体育大 0-2 同志社大
[同]杉山和毅(12分=補・東矢尚仁)、東矢尚仁(70分=補・杉山和毅)

[3位決定戦]
関西学院大 3-1 近畿大
[関]高橋宏次郎(28分=補・阿部浩之)、阿部浩之2(33分=補・村井匠、58分=補・津田真吾)
[近]枝本雄一郎(80分)

(文　吉田太郎)