[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.11 総理大臣杯九州予選準決勝 福岡大 4-1 福岡教育大 博多の森]

　3月のDENSO CUP SOCCER第7回大学日韓(韓日)定期戦で1年生ながら全日本大学選抜の先発CBを務めた福岡大DF牟田雄祐(2年=筑陽学園高)がその存在感を増している。

　今季すでに「何度かつけている」というキャプテンマークを左腕に巻いてのプレー。2年生ながら、リーダーとしての責任感を植えつけられているCBは最終ラインからの声、そして184cmの長身を活かした鉄壁の守備でもチームを後押ししていた。後半にはGK不在の無人のゴールへと向かうボールをスーパークリアするなどチームを救うプレーも披露。日本代表FW永井謙佑(4年=九州国際大付高)不在のチームを全国へと導く原動力となった。

　本人は「責任感がでている。(でも)ヤバイです」とまだキャプテン職の重責のプレッシャーが大きいようだが、周囲からの期待、注目を力に変えて飛躍することができるか。約3週間後に開幕する全国大会では、全4試合にフル出場してチームを初優勝へ導いた昨年以上のインパクトを残す。

(FBN)