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[MOM80]桐蔭横浜大FW大園良介(4年)_今年こそは背番号分の得点を

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.19 関東大学2部L第11節 桐蔭横浜大 3-2 尚美学園大 尚美学園大G]

 MF新貝亮太(3年=浜松開誠館高)が左サイドから上げたスピードあるクロスはFW大園良介(4年=城山)の頭に当たると、勢いよくゴールへと吸い込まれた。0-2からの怒涛の逆転劇、その最後を飾ったのはが大園のゴールだった。

 決勝弾を決めたが、「相方のFW(西谷一樹、4年=修徳高)が前ですごい頑張ってくれるので」と、その姿勢はいたって謙虚。大腿裏を痛めている中で、90分間走り回り、ピッチへと立ち続けたことも、本人は全く気に留めていない。すべては一つの目標があるからだ。

 「1年生のときからの目標の背番号分のゴールを達成したい」

 全てはこの目標のために大園はピッチへと立ち続ける。1年次は3得点、2年次は4得点、3年次は4得点、そして今季はここまでで3得点。ここまでは例年よりもハイペースで得点を重ねている、大園自身は物足りない様子をみせる。あくまで目標は11ゴールなのだ。

 大学サッカーも今年が最後の4年目となる。後期リーグでは、さらなる爆発をみせ、背番号分の11得点以上にゴールを奪い、リーグ得点王になるほどの活躍を見せてほしい。

(取材・文 片岡涼)

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