beacon

[ナイキカップ][高校MOM250]横浜FMユースMF松本翔(3年)_クラセン得点王が復活!

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.12 THE NIKE CUP JAPAN GSグループA第2戦 横浜FMユース 3-1 藤沢清流高 時之栖]

 足首骨折からの復活を期す背番号7がチームを力強く牽引した。横浜F・マリノスユース(神奈川)のMF松本翔(3年)は昨年の日本クラブユース選手権(U-18)大会で得点王に輝いている快足サイドアタッカー。ただ、今季は負傷の影響で長期離脱しており、8日に本格復帰したばかりだった。

 復活へ向けて歩み始めたMFは、この日左腕にキャプテンマークを巻いて2試合でフル出場。藤沢清流高(神奈川)戦では前半3分に右CKで先制ゴールをアシストすると、追いつかれて迎えた後半21分には値千金の決勝ゴールを決めた。さらに「1年生が多くて、みんな動きが少ないなと。自分が裏を取る動きをしようと思っていた」というMFは後半29分、トップ下の位置から長い距離を走り、右サイドの大外を回ってパスを引き出すと、そのままゴールライン際からラストパス。MF高梨祐太のゴールを演出し、結局1得点2アシストの活躍でチームに勝利をもたらした。

 今年の目標はトップチーム昇格。「他のドリブラーは中央へカットインする選手が多いけど、自分は縦で勝負できるところが武器。あとFKはトップとの練習試合で2度ポストに当てたり、通用する武器だと感じている」。この武器を活かしてより多くのアピールし、将来につなげる。
 また今大会について「優勝する」と言い切った松本は「クラセン(日本クラブユース選手権)で2年連続得点王を獲ること」と完全復活を目指す今夏の大きな目標も掲げていた。

(取材・文 吉田太郎)

▼関連ニュース
[ナイキカップ]“精鋭部隊”「NIKE ELITE SELECTION EAST」が旭に逆転勝ちでGS突破
[ナイキカップ]“ゲキ”で奮起した横浜FMユース、7.11への望みつなぐ(横浜FMユースvs藤沢清流)
[ナイキカップ]浦和ユース、アシカン2発など7.11ファイナルへ好発進(浦和ユースvs旭高)
[ナイキカップ]強豪対決は市船橋制す!(横浜FMユースvs市船橋)
[ナイキカップ]7月11日ファイナルを懸けた争いが本格的に開幕

TOP