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[ナイキカップ][高校MOM256]鹿児島実FW大内田涼主将(3年)_主将としてFWとして世界へ

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.26 THE NIKE CUP JAPAN西日本大会決勝 鹿児島実高 4-0 作陽高 堺ナショナルトレセン]

 主将の鮮やかな先制ゴールが鹿児島実高(鹿児島)を乗せた。0-0の前半20分、FW重信勇貴が左サイドから出したスルーパスにオフサイドぎりぎりで抜け出したFW大内田涼主将(3年)は縦へのスピードを活かしてGKを抜き去ると、冷静なコントロールから右足で先制ゴールを流し込んだ。
 
 後半も再三相手DFラインの背後を襲い、脅威となった大内田主将。新チーム結成以来のポジションはボランチだったが「自分がボールを持って何とかしたい選手。これを活かしたい」(森下和哉監督)と総体鹿児島県予選後に本来のFWへポジションを戻していた。そして今大会では準決勝と決勝で計3発と前線の核として暴れ周り、チームを力強く牽引。チームを「THE NIKE CUP JAPAN」西日本大会で優勝させ、7月11日に、東京・味の素スタジアムで開催されるフットボールフェスティバル「THE NIKE CUP JAPAN FINAL」へと導いた。

 レギュラーのひとりとして臨んだ昨年の高校選手権予選敗退後「負けて悔しかった。何も出来なかったし自分がキャプテンになってチームを引っ張って勝ちたいと思った」と主将に立候補。今年は決してタレント力に優れているチームではないというが「自分たちのテーマはチームワーク。何をするにも集団でする」とチームがひとつの方向を向くように気を配っている。
 優勝すればイングランド遠征へいくことのできる「THE NIKE CUP JAPAN FINAL」勝利が現在のチームの最大の目標。「みんな優勝してイングランドにいくことしか考えていない。(東日本代表と戦うFINALも)絶対に勝つ」。主将として、ストライカーとしてチームを日本一の座に立たせる。


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連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ

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