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[MOM268]京都U-18FW三根和起(2年)_流れ変えた190cmFW

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.25 日本クラブユース選手権(U-18)1次R第2戦 京都U-18 3-0 広島ユース Jヴィレッジ]

 共に守備陣が頑張り、我慢の展開となった試合は、後半19分の京都サンガF.C.U-18FW三根和起(2年)の投入で流れが大きく変わった。

 190cmの長身を生かした競り合いもさることながら、足下の技術もあり、積極的にゴールを狙う姿勢がある。このゴールを目指す強い姿勢が実り、27分には混戦のこぼれ球を拾おうとPAに侵入してPKのチャンスを呼び込んだ。そして37分にはMF駒井善成のパスを受けて自身の左足でシュートを決めて、試合を決定づけた。

 京都U-18の本田将也監督は「(エースの)久保がケガで出られない間、三根が頑張ってくれた。今日スタメンを外れても、モチベーションを保ってくれて、決着をつけてくれたのは彼自身にとっても嬉しいだろう」と、努力を続けてきた三根の労をねぎらった。

 サブに回っても決して腐ることなく、厳しい試合の流れを決定づけた三根がこの試合のマン・オブ・ザ・マッチである。

(取材・文 小林健志)

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