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[Y☆voice_31]立正大淞南MF加藤大樹「ドリブル突破はぜひ見てほしい」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第31回は沖縄県で開催された平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」で8強へ進出した立正大淞南(島根)のMF加藤大樹選手(3年)です。同大会ではトップ下のポジションから4得点。09年U-17中国地区選抜でのあるアタッカーの現在の武器、そして課題とは?

―今年のチームの強みを教えてください。
「今年は一人ひとりが粘り強いと思います。プリンスリーグでも最初は負けましたが、それによってもう負けたくないという気持ちが全員の中で強くなった。選手同士でいっぱい話し合いをしました」

―加藤選手を始め、攻撃陣がフレキシブルに動いて、連動性の高い攻撃をしますね。
「今年は小田(悠太)などのドリブラーが居て、それぞれの持ち味が出ていると思います。流動性は全体が前に仕掛けていくという意識があるからこそだと思います」

―個人的に自信がある点はどこですか?
「切り返しとドリブル、前に行く姿勢には自信があります。ボールコントロールをもっと意識して、仕掛けて行きたい。相手のギャップに自分が飛び込んだり、うまく作り出したりして、動きのバリエーションは意識しています。ボール前でのドリブル突破はぜひ見て欲しいです」

―今後の課題を教えてください。
「もっと攻守に渡って動けるようにしたい。囲まれたときにまだ判断が悪いし、取られた後の反応を直して行きたい。特に自分のミスだと思ったら、すぐにアプローチしに行って、蹴らせないようにすることを心がけたいです。(9月には)高円宮杯全日本ユースがあるので、そこで活躍して、全国優勝を狙いたいです」

(取材・文 安藤隆人)

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