beacon

[Y☆voice_35]横浜FMユースFW松本翔「高円宮杯では1試合で最低2点」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第35回は横浜F・マリノスユースのFW松本翔選手(3年)です。09年日本クラブユース選手権では得点王に輝いた快速FW。今年のクラブユースでチームは、準決勝で敗退しましたが、松本選手は持ち前のスピードを活かしたサイド攻撃から幾度もチャンスを演出する活躍をみせました。松本選手の高円宮杯全日本ユース選手権(9月開幕)にかける意気込みとは?

―今日の試合(天皇杯予選・Y.S.C.C戦、0-2敗戦)を振り返って。
「この試合は監督から言われたとおり、最初から前から行こうということで、みんな最初から走っていたんですけど。自分たちのミスから2失点というのはもったいなかった」

―個人としての出来は?
「いつもよりは良かった。この前まで1週間遠征に行っていて、そこでは全然で……ほぼ何もできないっていう。ボールを持っても抜ける気がしなくて、すぐにボールを下げちゃうっていう状態でした」

―なぜそんな状態になってしまった?
「なんかもう気持ち的にだめで、けど振り返って良くないなって言うことでこの試合から入れ替えていこうと思って試合に入った。なるべく今日も前に前に意識したのが良かったのかなと思います」

―では悪かった時期は乗り越えられた?
「そうですね。暑かったんですけど今日は結構走れたし。やっぱり自分が起点にならないとっていう意識があって。攻撃陣を引っ張っていかなきゃなっていう思いもあった中での試合でした」

―クラブユース敗戦からの悔しさ。
「(準々決勝まで残って)横浜まで帰ってくるっていう目標は良かったんですけど。そこでチームとしても個人としても何もできなくて、ヴェルディにやられて。これはもう本当に悔しかったので高円で返したいという感じです」

―高円宮杯への意気込みは?
「やっぱり去年優勝というのもあって、他からも注目されているという面もあるし。自分たちは去年のチームよりも強くはないとは思うので。全員が協力して走って、運動量でどこにも負けないようにしていきたいです」

―個人としての目標。
「主に自分が引っ張れるとしたら攻撃なので。攻撃では最低2点。1試合で最低2点は取るくらいの気持ちでやっていきたい。そのくらいの気持ちでやっていけば、2点も決めれば負けることはないだろうし、自分が点を決めれば、あとは守備はいつも頑張ってくれているので。決めるだけです」

―将来について。
「この前(横浜FMの)トップの練習に参加して、その結果待ちです。まだ結果はきていないんですけど。トップを希望しています」

(取材・文 片岡涼)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

TOP