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[プレミアリーグウエスト]シュート30本の広島ユース、破竹の開幕7連勝:第7節

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高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ ウエスト

 高校年代の全国リーグ、高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグウエストは2日と3日に第7節を行い、首位・サンフレッチェ広島ユース(広島)が開幕からの連勝を7へ伸ばした。

 アビスパ福岡U-18(福岡)と対戦した広島ユースは前半30分、注目の中学生FW中島賢星のラストパスからFW三苫元太に先制ゴールを決められてしまう。だが前半ロスタイムにU-16日本代表MF川辺駿のゴールで同点に追いついた広島ユースは後半10分、U-18日本代表候補DF柳川剛輝のゴールで勝ち越す。この後、FW越智大和のゴールなどで突き放した広島ユースは結局シュート計30本を放ち、5-1で快勝。2位との勝ち点差を7へ開き、独走体勢に入っている。

 2位の京都サンガF.C.U-18(京都)は3位タイの名古屋グランパスU18(愛知)と対戦。上位対決は互いに譲らず、スコアレスドローで勝ち点1を分け合った。

 名古屋U18と並んで3位タイのセレッソ大阪U-18(大阪)は富山一高(富山)と対戦。1-1の前半41分にMF小暮大器が右足シュートを決めて勝ち越すと、後半8分にはFW長谷川将がこの日2点目となるPKを決めて突き放す。さらに1点を加えたC大阪U-18が4-1で勝ち、2位へ浮上した。

 高校チーム勢同士の対戦となった東福岡高(福岡)対立正大淞南高(島根)戦は先制された立正大淞南がMF隅田竜太の2ゴールで試合をひっくり返す。立正大淞南は逆転された後の前半40分にもFW田路大樹のゴールで同点に追いついたが、東福岡は後半13分、MF松田天馬のラストパスからFW山崎康太が右足で決めて勝ち越し。さらに17分にもMF前田敬志朗が加点して5-3で競り勝った。

 広島観音高(広島)対愛媛FCユース(愛媛)戦も激しい打ち合いとなった。FW濱崎翔平の2ゴールなどによって、後半15分までに4-2とリードした広島観音に対し、愛媛ユースは22分にU-18日本代表MF近藤貫太がこの日3点目となるPKを決めて1点差とすると、36分には10番MF藤直也が決めて同点。そして42分、MF野町誓吾のラストパスをFW林祐希が決め、愛媛ユースが5-4で逆転勝ちした。

【プレミアリーグウエスト第7節】
(7月2日)
[南津守さくら公園スポーツ広場内天然芝G]
C大阪U-18 4-1富山一高
[C]長谷川将2(3分、53分)、小暮大器(41分)、西村洋亮(66分)
[富]石黒寛人(7分)

(7月3日)
[吉田サッカー公園]
広島ユース5-1福岡U-18
[広]川辺駿(45分+1)、柳川剛輝(55分)、越智大和(73分)、脇本晃成(78分)、大谷真史(90分+1)
[福]三苫元太(30分)

[広島広域公園第一球技場]
広島観音高4-5愛媛ユース
[広]塚川孝輝(8分)、鉄田悠貴(23分)、濱崎翔平2(28分、60分)
[愛]近藤貫太3(12分、36分、67分)、藤直也(81分)、林祐希(87分)

[東福岡高G]
東福岡高5-3立正大淞南高
[東]横山大樹2(9分、30分)、山崎康太2(35分、58分)、前田敬志朗(62分)
[立]隅田竜太2(12分、18分)、田路大樹(40分)

[京都サンガF.C.東城陽G]
京都U-18 0-0名古屋U18

特設:プレミアリーグウエスト
特設:プレミアリーグイースト
(構成 吉田太郎)

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